特許
J-GLOBAL ID:200903020733366539

OO-t-アルキルO-ポリカプロラクトンモノペルオキシカーボネート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-353258
公開番号(公開出願番号):特開平6-239985
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 OO-t-アルキルペルオキシカーボネート基により末端をキャップされたポリカプロラクトンを提供すること。【構成】 本発明はポリカプロラクトンブロック及びグラフト共重合体の調製に有用なOO-t-アルキルペルオキシカーボネート基により末端をキャップされたポリカプロラクトン、それらの調製方法及び使用方法、かかる方法中に於て使用するのに適切な中間体、に関するものである。不相溶性重合体のブレンド用の相溶化剤として上記共重合体を使用することもまた提供される。
請求項(抜粋):
化学式Iで示されるペルオキシを末端とするポリ(ε-カプロラクトン):【化1】式中、Aは【化2】であり、Bは【化3】であり、mは0〜3の整数であり、nは1〜4の整数であり、m+nは1〜4の整数であり、R1 及びR2 は同一又は相異なる1〜4の炭素原子を有するアルキル基から選択され、R3 は1〜12の炭素原子を有するアルキル基又は2〜12の炭素原子を有するアセチレン基であり、yは0〜10000の整数であり、xは4〜22000の整数であり、(y)(m)+(x)(n)は約4〜約22000の整数であり、x及びx’は同一又は相異なり、-O-又は-N(R4)-から選択され、Rは置換又は未置換の脂肪族、脂環式、芳香族、又はアリール脂肪族、の基、二価基、三価基、又は四価基であり、n+mが1の場合に、Rは1〜20の炭素原子を有する置換又は未置換の脂肪族基、5〜18の炭素原子を有する置換又は未置換の脂環式基、6〜14の炭素原子を有する置換又は未置換の芳香族基、7〜22の炭素原子を有する置換又は未置換のアリール脂肪族基、及び5〜12の炭素原子を有する置換又は未置換の芳香族又は非芳香族の複素環式基であり、n+mが2の場合に、Rは2〜20の炭素原子を有する置換又は未置換の脂肪族二価基、複数の異原子が互いに結合せず、かつ、二価基鎖の末端から少なくとも2炭素原子は離れていなければならないという条件で1〜3の-O-、-S-、又は-N(R4)-基により分断された4〜20の炭素原子を有する置換又は未置換の脂肪族二価基、5〜18の炭素原子を有する置換又は未置換の脂環式二価基、Rが2つの自由価及び少なくとも1つの芳香族炭素環式ユニットを有する炭化水素基である6〜12の炭素原子を有する置換又は未置換の芳香族二価基、並びに7〜22の炭素原子を有する置換又は未置換のアリール脂肪族二価基であり、n+mが3の場合に、Rは3〜20の炭素原子を有する置換又は未置換の脂肪族三価基、5〜18の炭素原子を有する置換又は未置換の脂環式三価基、6〜14の炭素原子を有する置換又は未置換の芳香族三価基、及び7〜22の炭素原子を有する置換又は未置換のアリール脂肪族三価基であり、n+mが4の場合に、Rは4〜20の炭素原子を有する置換又は未置換の脂肪族四価基、6〜18の炭素原子を有する置換又は未置換の脂環式四価基、6〜14の炭素原子を有する置換又は未置換の芳香族四価基、及び7〜22の炭素原子を有する置換又は未置換のアリール脂肪族四価基であり、R4 は、水素、1〜20の炭素原子を有する置換又は未置換の脂肪族基、5〜18の炭素原子を有する置換又は未置換の脂環式基、6〜14の炭素原子を有する置換又は未置換の芳香族基、及び7〜22の炭素原子を有する置換又は未置換のアリール脂肪族基であり、R及びR4 に適した置換基には、クロロ、ブロモ、1〜8の炭素原子を有するアルキル、1〜12の炭素原子を有するアルコキシ、6〜10の炭素原子を有するアリールオキシ、シアノ、のうちの1つ以上が含有され、Rに適した置換基にはこれに加えて1〜4の炭素原子を有するアシルオキシ、アクリロイルオキシ、及びメタクリロイルオキシのうちの1つ以上が含まれる。
IPC (3件):
C08G 64/02 NPT ,  C07C409/24 ,  C08F212/08 MJY

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