特許
J-GLOBAL ID:200903020735088315

車両のスリツプ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-183649
公開番号(公開出願番号):特開平5-008710
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】スリップ制御の制御設定値を最適化して、スリップ制御をより一層良好に行なう。【構成】駆動輪としての前輪1FL、1FRの実際のスリップ値が、所定のエンジン用目標値STEあるいはブレ-キ制御目標値STBとなるように、駆動輪への付与トルクが制御される。スリップ制御用の制御設定値、例えば目標値STE、STB、制御開始しきい値SS、制御終了しきい値SC等が、車体に作用する横加速度すなわち横Gに基づいて補正される。横Gに基づく補正係数K5は、図15に示すように、横Gが大きくなるほど小さくなるように、かつ横Gが小さいときの補正係数K5の変化率が横Gが大きいときの補正係数K5の変化率よりも大きくなるように設定される。
請求項(抜粋):
駆動輪への付与トルクを調整するトルク調整手段と、駆動輪の路面に対するスリップ値を検出するスリップ検出手段と、前記スリップ検出手段で検出されるスリップ値が小さくなるように所定の制御設定値に基づいて前記トルク調整手段を制御するスリップ制御手段と、車体に作用する横加速度を検出する横G検出手段と、前記横G検出手段で検出される横加速度に基づいて、前記制御設定値を補正する補正手段と、を備え、前記補正手段による補正係数が、横加速度が大きくなるほど小さくなるように設定されると共に、横加速度が小さいときの補正係数の変化率が横加速度が大きいときの補正係数の変化率よりも大きくなるように設定されている、ことを特徴とする車両のスリップ制御装置
IPC (3件):
B60T 8/58 ,  B60K 41/20 ,  F02D 29/02 311

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