特許
J-GLOBAL ID:200903020742860767

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-331644
公開番号(公開出願番号):特開2007-139024
出願日: 2005年11月16日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】受圧室内に負圧が生じた場合に、負圧を可及的速やかに解消して、異音や振動の発生を防止することが出来ると共に、受圧室内に正圧が生じた場合には、受圧室内の圧力変動を確保して、オリフィス通路を通じての流体流動量を十分に得ることにより、流体の流動作用に基づく防振効果を有効に発揮する、新規な構造の流体封入式防振装置を提供すること。【解決手段】液圧調節用弾性膜64を、仕切部材42の受圧室44側表面に接触するように重ね合わせて、一方の面が受圧室44内に直接面するように外周縁部を仕切部材42に固定して配設する一方、仕切部材42に透孔80を設けて、該透孔80を通じて液圧調節用弾性膜64の他方の面に平衡室46の液圧が及ぼされるようにして、受圧室44と平衡室46の圧力差による液圧調節用弾性膜64の受圧室44側への変形を許容すると共に、平衡室46側への変形を阻止した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結せしめ、該本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて振動入力時に圧力変動が生ぜしめられる受圧室と、壁部の一部が可撓性膜で構成されて容積変化が許容される平衡室を、該第二の取付部材で支持された仕切部材を挟んだ両側に形成して、それら受圧室と平衡室に非圧縮性流体を封入すると共に、該受圧室と該平衡室を相互に連通するオリフィス通路を設けた流体封入式防振装置において、 前記仕切部材の前記受圧室側表面に接触するように液圧調節用弾性膜を重ね合わせて配設し、該液圧調節用弾性膜の外周縁部を該仕切部材に固定する一方、該仕切部材の該液圧調節用弾性膜が重ね合わされた部位に透孔を形成して該液圧調節用弾性膜の一方の面に該受圧室の圧力が及ぼされると共に該液圧調節用弾性膜の他方の面に該透孔を通じて前記平衡室の圧力が及ぼされるようにして、該液圧調節用弾性膜の該受圧室側への弾性変形が許容される一方、該液圧調節用弾性膜の該平衡室側への弾性変形が規制される構造としたことを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/10 ,  F16F 13/06 ,  F16F 13/18
FI (3件):
F16F13/00 620D ,  F16F13/00 620C ,  F16F13/00 620R
Fターム (7件):
3J047AA03 ,  3J047AB01 ,  3J047CA04 ,  3J047CA06 ,  3J047CB06 ,  3J047DA01 ,  3J047FA02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公平7-107416号公報

前のページに戻る