特許
J-GLOBAL ID:200903020744316746

高分子量脂肪族ポリエステル共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-192335
公開番号(公開出願番号):特開平10-036489
出願日: 1996年07月22日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】製品実用上の十分な物性を示すフィルム、成型品、繊維、印刷インキ等などの各種用途に用いることが可能な高分子量脂肪族ポリエステル共重合体の製造方法を提供する。【解決手段】脂肪族ジカルボン酸、或いはその酸無水物、又はそのジエステル(A)と、脂肪族ジオール(B)と、側鎖にアルキル基又はアルケニル基を有する脂肪族ジカルボン酸、或いはその酸無水物、又はそのジエステル(C)とを、反応成分の使用モル比が、1.0 ≦(b)/(a+c)≦1.10、0.05≦(c)/(a+c)≦1.00、(式中、aは(A)、bは(B)、cは(C)の使用モル数を表す)を満たし、触媒の存在下で重縮合反応させて数平均分子量が20000以上の高分子量脂肪族ポリエステル共重合体を生成できる。
請求項(抜粋):
脂肪族ジカルボン酸、或いはその酸無水物、又はそのジエステル(A)と、脂肪族ジオール(B)と、側鎖にアルキル基又はアルケニル基を有する脂肪族ジカルボン酸、或いはその酸無水物、又はそのジエステル(C)とを触媒の存在下で重縮合反応させて脂肪族ポリエステルを生成してなる脂肪族ポリエステルの製造方法であり、反応原料である上記(A)、(B)、(C)中における反応成分の使用モル比が、下記に示す式(1)、式(2)、1.0 ≦(b)/(a+c)≦1.10 (1)0.05≦(c)/(a+c)≦1.00 (2)(式中、aは脂肪族ジカルボン酸、或いはその酸無水物、又はそのジエステル(A)の使用モル数、bは脂肪族ジオール(B)の使用モル数、cは側鎖にアルキル基又はアルケニル基を有する脂肪族ジカルボン酸、或いはその酸無水物、又はそのジエステル(C)の使用モル数を表す。)を満たし、数平均分子量が20000以上の高分子量脂肪族ポリエステル共重合体を生成してなることを特徴とする高分子量脂肪族ポリエステル共重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08G 63/16 NNE ,  C08G 63/78
FI (2件):
C08G 63/16 NNE ,  C08G 63/78
引用特許:
審査官引用 (2件)

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