特許
J-GLOBAL ID:200903020744753623

座標入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-223948
公開番号(公開出願番号):特開平6-067790
出願日: 1992年08月24日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 正確な調整作業を必要とせず、生産性を向上し得る座標入力装置を提供する。【構成】 座標指示器1に発振器14及びこれを駆動する電池15を設けることにより、センス部2側から該座標指示器1に電磁エネルギーを供給させる必要をなくし、また、センスコイル2-1〜2-8に発生した誘導電圧を、互いに90°異なる所定の周波数の交流信号をそれぞれ検波信号とした位相検波器7,8に送出し、これによって得られる信号から制御回路12において位相角を一定の時間を隔てて2回求め、その2つの位相角の差を求めて誘導電圧の周波数の変化を検出することにより、座標指示器1の発振器14における発振周波数の変化、即ちスイッチ14aのオン・オフを識別する。
請求項(抜粋):
状態に応じて発振周波数が変化する発振器、該発振器からの交流信号に基づいて交流磁界を発生する磁界発生器及びこれらの駆動電源を有する座標指示器と、所定間隔を隔てて位置検出方向に並設してなる複数のセンスコイルを有するセンス部と、該センス部の複数のセンスコイルより一のセンスコイルを順次選択する選択手段と、センスコイルに発生する誘導電圧のレベルを検出する第1の検出手段と、複数のセンスコイルにそれぞれ発生する誘導電圧のレベルに基づいて前記座標指示器の指示位置を求める座標算出手段と、センスコイルに発生する誘導電圧の所定の周波数に対する位相角を検出する第2の検出手段と、前記位相角を一定の時間を隔てて2回取り出し、これらの差を求める位相差算出手段と、前記位相角の差から座標指示器の状態を識別する識別手段とを備えたことを特徴とする座標入力装置。

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