特許
J-GLOBAL ID:200903020745854032

シール方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-297192
公開番号(公開出願番号):特開平10-139018
出願日: 1986年08月21日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 シールジョウと保持ジョウとの間で包装材同士を高周波加熱および押圧して互いにシールする方法において、包装材の側縁部において透磁性の高い局所インサートを用いて高周波電流による磁界を集中させ、包装材側縁部に起こりやすいシールの曲がりを低減する。【解決手段】 シールジョウ12と、これに対向して配置された保持ジョウ14とを有するシール装置を用いて、シールジョウ12と保持ジョウ14との間に金属ホイルを熱可塑性材料でコーティングした包装材13を挟んで、高周波電流を印加して加熱しつつ押圧する。これにより包装材料13同士は、二本の線で互いにシールされる。さらに包装材13の各側縁付近に、シールジョウ12のコア10より透磁性の高い局所インサート11を配置して、この部分での高周波電流により生じる磁界を集中させる。この構成により包装材13の側縁部で生じやすいシールの曲がりを低減する。
請求項(抜粋):
シールジョー(12)と、該シールジョー(12)に対向して配置された保持ジョー(14)とを有するシール装置を用いて、前記シールジョー(12)と前記保持ジョー(14)との間で金属フォイルを熱可塑性材料コーティングした包装材(13)同士を互いにシールするシール方法であって、前記シールジョー(12)に備えられ、絶縁材料(8)により平行に保持された2本の主導電体(3)により、前記包装材(13)を押圧する段階と、高周波電源より前記主導電体(3)に高周波電力を供給して、該主導電体(3)により前記金属フォイルに電流を誘導する段階ととを含み、前記包装材(13)の側縁部(24)に相当する位置で前記シールジョー(12)に備えられた透磁性の高い局所インサート(11)が、前記側縁部(24)の金属フォイルにおける前記誘導電流を該側縁部(24)により近接配置させ、包装材(13)に形成されるシール接合部の該側縁部(24)において曲がり傾向を少なくすることを特徴とするシール方法。
IPC (3件):
B65B 51/10 ,  B29C 65/34 ,  B29L 22:00
FI (2件):
B65B 51/10 H ,  B29C 65/34
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公昭55-003215
  • 特開昭54-048868
  • 特開昭59-015008
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