特許
J-GLOBAL ID:200903020757034189

2,6-ナフタレンジカルボン酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-248167
公開番号(公開出願番号):特開平10-095746
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 触媒を用いた液相酸化反応によって、高純度な2,6-ナフタレンジカルボン酸を含む反応生成物を高収率にて得ることができ、かつ触媒の回収、再利用が可能な2,6-ナフタレンジカルボン酸の製造方法を提供する。【解決手段】 原料としての2,6-ジイソプロピルナフタレンを溶媒としての酢酸中、マンガンを含む触媒の存在下、分子状酸素にて液相酸化反応させて得られた反応生成物を得た後、上記反応生成物を吸引ろ過した残渣である粗ケーキ3をpHが5以上の水または塩水溶液を用いて、洗浄後の洗浄液5のpHが4以上8未満になるまで洗浄して得られる2,6-ナフタレンジカルボン酸の製造方法。
請求項(抜粋):
炭素数1ないし3の有機酸を50重量%以上含む溶媒中で、遷移金属を含む触媒の存在下、2,6-ジアルキルナフタレンを、分子状酸素にて液相酸化して2,6-ナフタレンジカルボン酸を含む反応生成物を得た後、上記反応生成物を、pHが5以上の水または塩水溶液を洗浄液として用いて、洗浄後の上記洗浄液のpHが4以上8未満になるまで洗浄することを特徴とする2,6-ナフタレンジカルボン酸の製造方法。
IPC (4件):
C07C 63/38 ,  B01J 27/08 ,  C07C 51/265 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07C 63/38 ,  B01J 27/08 X ,  C07C 51/265 ,  C07B 61/00 300

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