特許
J-GLOBAL ID:200903020759314111

パネルの実装構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-200543
公開番号(公開出願番号):特開平8-064279
出願日: 1994年08月25日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 パネル11の電極端子13とフレキシブル基板15の電極端子16とを異方性導電膜17を介して接続する場合に、微細ピッチPであっても高信頼性の接続が可能なパネルの実装構造を提供する。【構成】 電極端子16の突出量をH、異方性導電膜17の単位面積当たりの導電粒子数をNとする。位置ずれZを加味して、接続状態で各電極端子13,16がピッチ方向に実際に重なる幅をDとし、長手方向に実際に重なる幅をL(図示せず)とする。重なり領域D・L内に、異方性導電膜17の導電粒子22が存在する数をnとしたとき、n=α(βH+1)・N1/2・D・L(ここで、α,βは異方性導電膜の材料特性および接続時の圧力、温度等の条件により定まる定数である。)なる関係式を満足する様に、上記n,HおよびNの値が設定されることを特徴とする。
請求項(抜粋):
パネルの周辺部に所定のピッチPで複数並べて設けられた短冊状の第1の電極端子と、フレキシブル基板に上記パネルの第1の電極端子に対応して設けられた短冊状の第2の電極端子とを、異方性導電膜を介して接続するためのパネルの実装構造において、上記第2の電極端子が上記フレキシブル基板の基板面からメサ状に突出する高さをH、上記異方性導電膜の単位面積当たりに存在する導電粒子数をNとし、上記パネルとフレキシブル基板との位置ずれを加味して、接続状態で上記各第1、第2の電極端子が長手方向に実際に重なる幅をL、上記各第1、第2の電極端子が上記長手方向に垂直な方向に実際に重なる幅をDとし、接続状態で上記各第1、第2の電極端子が実際に重なる領域内に、上記異方性導電膜の導電粒子が存在する数をnとしたとき、 n=α(βH+1)・N1/2・D・L ...(1)(ここで、α,βは異方性導電膜の材料特性および接続時の圧力、温度等の条件により定まる定数である。)なる関係式を満足する様に、上記n、HおよびNの値が設定されるとともに、接続前の上記異方性導電膜の一様な厚みをt、接続後の上記異方性導電膜の上記第1、第2の電極端子間の厚みをt0とし、上記基板面で隣り合う第2の電極端子のメサの肩同士の距離をl1、隣り合う第2の電極端子の基板面での距離をl2としたとき、 t=(l1+l2)・H/(2・P)+t0+γ ...(2)(ここで、γは異方性導電膜の材料特性および接続時の圧力、温度等の条件により定まる定数である。)なる関係式を満足する様に、上記tの値が設定され、上記定数α,β,γの値が、それぞれ 0.015≦α≦0.035 (単位(個)1/2/mm) -0.005≧β≧-0.025 (単位1/mm) 0≦γ≦9.0 (単位10-3mm)の範囲に設定されることを特徴とするパネルの実装構造。
IPC (5件):
H01R 11/01 ,  G02F 1/1345 ,  G09F 9/00 348 ,  G09F 9/30 ,  H01R 4/64

前のページに戻る