特許
J-GLOBAL ID:200903020759968081
衝撃風洞
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-057098
公開番号(公開出願番号):特開平7-260620
出願日: 1994年03月28日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、自由ピストンの断熱圧縮により高圧室の温度を高めて、強い入射衝撃波が得られるようにした衝撃風洞に関する。従来の自由ピストン型衝撃風洞は、重量のある自由ピストンの走行に伴い発生する慣性力を緩和させるため、風洞設備全体を可動にする必要があり、これにより、種々の不具合が生じていたので、これを防止することを本発明の目的とする。【構成】 軸心を同一にして配設された、高温高圧のよどみ点状態を発生させる衝撃波管、極超音速ノズル、および供試体をセットする計測部と直交する方向に圧縮管を対向して配設し、各圧縮管内で衝撃波管に設けた高圧室内の気体を断熱圧縮する自由ピストンを同期して作動させるようにした。これにより、自由ピストンの走行に伴い発生する慣性力は互いに相殺され、慣性力緩和のための風洞設備の移動機構が不要となる。これに伴い、?@試験毎の設備の復帰、?A模型設置位置の調整が不要となるとともに、センサ類の受けるダメージを少くできる。また、困難な移動体の地震対策が不要となる。
請求項(抜粋):
圧縮管に嵌挿した重い自由ピストンにより断熱圧縮し、高温高圧にした気体を衝撃波管に画成した高圧室に導入し、極超音速流を発生させるようにした自由ピストン型の衝撃風洞において、前記衝撃波管と直交する方向に、前記圧縮管を対向して配設し、前記圧縮管内に同期して作動する前記自由ピストンを各々嵌挿したことを特徴とする衝撃風洞。
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