特許
J-GLOBAL ID:200903020769007179

画像の領域分割方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福島 祥人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-121117
公開番号(公開出願番号):特開平11-316193
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 短い処理時間で領域分割を行なうことが可能な画像の領域分割方法を提供する。【解決手段】 プリント基板のカラー画像の各画素の色データから得られる全色数を限定色表示アルゴリズムを用いて色数の限定された代表色候補に置き換える。限定色表示アルゴリズムとしては、出現頻度の高い色から順に代表色候補を選択する方法、色空間を所定数の部分空間に分割し、各部分空間ごとに代表色候補を設定する方法、あるいは3次元色空間を1次元化し、1次元の画素配列位置を分割して代表色候補を設定する方法が用いられる。色数が減じられた代表色候補に対して再配置法を適用し、所望の数の領域に分割し、元のカラー画像の各画素を分割された領域のいずれかに割り当てることにより所望のパターン領域を分割する。
請求項(抜粋):
互いに色が異なる複数のパターン領域を有する画像を各パターン領域の画像に分割する画像の領域分割方法であって、前記画像を構成する各画素を色成分に対応する多次元空間に配置する工程と、前記多次元空間に配置された複数の画素の色の中から所定数の色を代表色候補として選択する工程と、前記各画素の色を前記所定数の代表色候補のいずれかに置き換える工程と、前記代表色候補で置き換えられた各画素に基づいて再配置法を用いて前記多次元空間を指定した数の領域に分割し、分割した領域に含まれる前記代表色候補に基づいて前記分割した領域ごとに代表色を設定する工程と、前記画像を構成する各画素の色が前記分割した領域ごとに設定された前記代表色のいずれに近接するかを判定し、判定結果に基づいて各パターン領域の画像を生成する工程とを備えたことを特徴とする画像の領域分割方法。

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