特許
J-GLOBAL ID:200903020773053266
カラー画像符号化装置およびカラー画像復号装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
澤田 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146864
公開番号(公開出願番号):特開平10-336458
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 点順方式のカラー画像を面順方式に変換しつつ、高速・高圧縮率で符号化・復号を行えるようにする。【解決手段】 点順方式の画像データ11の画素値はひとつずつ参照領域生成手段3に入力され、参照領域生成手段3は、注目画素データおよび参照領域データ41を出力する。同一画素値分布生成手段4は、注目画素データおよび参照領域データ41から、同一画素値分布51を生成して出力する。予測情報符号化手段5は、符号生成表309にしたがって符号化を行い、予測情報符号データ91、符号化結果信号12を出力する。点順・面順画像変換手段1は、符号化不可能であった場合には、点順方式の画素データ41を面順方式の画像に変換し、予測誤差算出手段6は、面順方式の画素値データ61から予測誤差を算出して出力する。予測誤差符号化手段7は、予測誤差71を例えば算術符号化方式で符号化する。
請求項(抜粋):
色要素ごとに分割されることなく単一のデータとしてひとまとまりに扱われる第1のカラー画像データを、色要素ごとの複数のデータの組として扱われる第2のカラー画像データとして復号可能なように符号化するカラー画像符号化装置において、前記第1のカラー画像データを走査して、符号化対象である注目画素のカラーの画素値およびその周辺領域にある複数のカラーの画素値を前記第1の画像データから集め、これらを参照領域データとして出力する参照領域生成手段と、前記参照領域データに基づいて前記注目画素の周辺に注目画素と同じカラーの画素値を持つ画素がどのように分布しているかを検出し、その結果を同一画素値分布として出力する同一画素分布生成手段と、前記同一画素値分布に基づいて画素値予測情報を決定し、前記画素値予測情報を予測情報符号として出力する予測情報符号化手段と、前記第1のカラー画像データの画素値を色要素ごとの画素値に変換し、色要素ごとの注目画素値を出力する画素値変換手段と、符号化対象である前記色要素ごとの注目画素値を、参照領域内の対応する色要素の画素値から予測し、前記色要素ごとの予測画素値として出力する画素値予測手段と、前記色要素ごとの注目画素値と対応する前記色要素ごとの予測画素値との間の予測誤差を算出して出力する予測誤差算出手段と、前記色要素ごとの予測誤差を符号化し、予測誤差符号として出力する予測誤差符号化手段とを有することを特徴とするカラー画像符号化装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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限定ビツト画像の符号化方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-191487
出願人:キヤノン株式会社
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特開昭61-179675
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