特許
J-GLOBAL ID:200903020792455413

耐震性の優れた建築構造用低降伏比耐火鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-140808
公開番号(公開出願番号):特開平8-333623
出願日: 1995年06月07日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 鉄骨への耐火被覆を削減または省略できる高温耐力を有し、かつ常温における降伏強度が規格下限値から120N/mm2の幅で、降伏比が80%以下である溶接性に優れた耐震性の優れた建築構造用低降伏比耐火鋼材の製造方法を提供する。【構成】 質量%で、C:0.04〜0.14%、 Si:0.10〜0.40%、 Mn:0.50〜1.40%、P:0.020 %以下、 S:0.005%以下、Cr:0.10 〜0.40%、 Mo:0.10%以上0.40%未満、Al:0.010〜0.100 %を含有し、さらに V:0.010〜0.050 %、Nb:0.005〜0.030 %の内から選んだ1種または2種を含有し、 Ceqが0.36%以下、 PCMが0.24%以下で、かつC/Mnが0.05超えで、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼片を1050〜1250°Cの温度範囲で加熱し、 850〜950 °Cの温度範囲で圧延を終了して、ミクロ組織をフェライトとパーライトまたはフェライトとパーライトとベイナイトの混合組織とする耐震性の優れた建築構造用低降伏比耐火鋼材の製造方法である。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.04〜0.14%、 Si:0.10〜0.40%、 Mn:0.50〜1.40%、P:0.020 %以下、 S:0.005%以下、Cr:0.10 〜0.40%、 Mo:0.10%以上0.40%未満、Al:0.010〜0.100 %を含有し、さらに V:0.010〜0.050 %、Nb:0.005〜0.030 %の内から選んだ1種または2種を含有し、下記式で表される Ceqが0.36%以下、 PCMが0.24%以下で、かつC/Mnが0.05超えで、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼片を1050〜1250°Cの温度範囲で加熱し、 850〜950 °Cの温度範囲で圧延を終了して、ミクロ組織をフェライトとパーライトまたはフェライトとパーライトとベイナイトの混合組織とすることを特徴とする耐震性の優れた建築構造用低降伏比耐火鋼材の製造方法。 Ceq=C+Si/24+Mn/6+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 ( %) PCM=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10+5B (%)
IPC (3件):
C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/26
FI (3件):
C21D 8/00 A ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/26

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