特許
J-GLOBAL ID:200903020792482933

氷蓄熱システムの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-182387
公開番号(公開出願番号):特開平5-026497
出願日: 1991年07月23日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 複数に分割したモードに従った簡単な氷蓄熱システムの制御方法。【構成】 夜間においてチラー2で冷却したブラインにより氷蓄熱槽1で製氷し、昼間の気温が最も高くなる場合に対する第1の昼間モードにおいては、チラー2を冷却動作させ続けさせるとともに、氷蓄熱槽1の氷を解かしブラインの冷却に用い、空調機3でこのブラインを用いて冷房を行なう。昼間の気温が第1の昼間モードを適用する程には高くない場合に対する第2の昼間モードにおいては、チラー2を間欠的に冷却動作させ、氷蓄熱槽1の解氷のみでは不足の分だけ補充する。昼間の気温が第2の昼間モードを適用する程には高くない場合に対する第3の昼間モードにおいては、チラー2の冷却動作は停止させ、氷蓄熱槽1の解氷のみでブラインを冷却し空調機3による冷房を行なう。
請求項(抜粋):
ブラインを空調機に供給するポンプと、空調機に供給されるブラインをバイパス可能にしている第1のバイパスラインと、空調機または第1のバイパスラインからのブラインを受取り、ブラインが設定された温度であるときブラインを冷却し氷蓄熱槽に送出するチラーと、チラーから受取ったブラインの温度により製氷または解凍を行なう氷蓄熱槽と、氷蓄熱槽に供給されるべきブラインの所望量をバイパス可能にさせている第2のバイパスラインと、氷蓄熱槽を通過したブラインと第2のバイパスラインからのブラインとをポンプに還流させる還流パイプとからなる氷蓄熱システムの制御方法において、夜間モードおよび第1,第2,第3の昼間モードを有し、夜間モードにおいては、空調機を停止しポンプからのブラインは第1のバイパスラインを介してチラーに供給し、チラーは受取ったブラインが零度上下の小範囲に設定された第1の温度範囲より高温の場合はブラインを冷却し、第1の温度範囲より低温の場合は冷却を停止し、受取ったブラインを氷蓄熱槽に送出し、第2のバイパスラインは閉とされ全ブラインを氷蓄熱槽に流させ、第1の昼間モードにおいては、空調機を作動させるとともに第1のバイパスラインを閉とし、チラーは夜間モードと同様とし、第2のバイパスラインはチラーから送出されるブラインの所定比率分を分流させ、第2の昼間モードにおいては、空調機を作動させるとともに第1のバイパスラインを閉とし、チラーは受取ったブラインが夜間モードにおけるより高温に設定された第2の温度範囲より高温の場合はブラインを冷却し、第2の温度範囲より低温の場合は冷却を停止し、受取ったブラインを氷蓄熱槽に送出し、第2のバイパスラインはチラーから送出されるブラインの所定比率分を分流させ、第3の昼間モードにおいては、空調機を作動させるとともに第1,第2のバイパスラインを閉とし、チラーの冷却は停止させは受取ったブラインはそのまま氷蓄熱槽に送出させて、夜間モードにおいて氷蓄熱槽に潜熱として蓄えられた冷熱を第1,第2,第3の昼間モードにおいて冷房に用いることを特徴とする氷蓄熱システムの制御方法。
IPC (3件):
F24F 11/02 102 ,  F24F 5/00 102 ,  F25C 1/00

前のページに戻る