特許
J-GLOBAL ID:200903020794618786

メディア多重パケット情報のATM伝送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 玉蟲 久五郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-330962
公開番号(公開出願番号):特開平6-164632
出願日: 1992年11月17日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 メディア多重パケット通信の伝送効率を保ったまま、メディア対応のセル損失耐性を考慮した通信を提供する。【構成】 送信側では、各メディアのパケット情報に、メディア識別子3および情報長識別子2を付与し、識別子を付与したパケット情報を複数個集め、メディア多重パケット情報を形成する際、再送等により伝送エラーからの回復が容易な非リアルタイム系と、その手段の困難なリアルタイム系のメディアに分類し、後者をメディア多重パケット情報の前方に配置する。両系のメディアが複数存在する場合には、それぞれの内で、各メディアの平均的なパケット情報長を比較し、小さい方を、多重パケット情報の前方に配置し、複数セルに分割して送信する。受信側では、複数セルの一部に伝送エラーが生じ、これ以降が正常に受信できない場合も、伝送エラー以前の各パケット情報を、メディア識別子と情報長識別子を用いて正常に受信する。
請求項(抜粋):
全てのパケット情報を、セルと呼ばれる固定長に分割して送受する、ATMを利用したマルチメディア通信の方法であって、送信側では、各メディアのパケット情報に、メディア種別を示すメディア識別子および該パケットの長さを示す情報長識別子を付与し、該メディア識別子および情報長識別子を付与されたメディア対応のパケット情報を複数個集めて、さらに大きなメディア多重パケット情報を形成する際に、情報が届かなかった場合にも再送等により、伝送エラーからの回復が容易な非リアルタイム系のメディアと、再送等の伝送エラーからの回復手段を用いることが困難なリアルタイム系のメディアに分類し、リアルタイム系のメディアのパケットを前記メディア多重パケット情報の前方に、非リアルタイム系のメディアのパケットを前記メディア多重パケット情報の後方に配置し、かつ、リアルタイム系、非リアルタイム系のメディアが複数存在する場合には、リアルタイム系、非リアルタイム系それぞれの内で、各メディアの平均的なパケット情報長を比較し、情報長が小さいメディアの情報を、前記メディア多重パケット情報の前方に配置し、該メディア多重パケット情報を複数セルに分割して送信し、受信側では、該複数セルの一部に伝送エラーが生じ、これ以降の該メディア多重パケット情報が正常に受信できなかった場合にも、伝送エラー以前に受信された各メディア対応のパケット情報を、メディア識別子および情報長識別子を用いて正常に受信することを特徴とするメディア多重パケット情報のATM伝送方法。
IPC (3件):
H04L 12/48 ,  H04N 1/00 102 ,  H04N 7/08

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