特許
J-GLOBAL ID:200903020797589701

油圧モータのブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-200066
公開番号(公開出願番号):特開平5-026205
出願日: 1991年07月15日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキ装置および圧力制御弁を小型化し、油圧モータ内にコンパクトに収納できるようにする。【構成】 圧力制御弁31の弁ケーシング32に第1,第2ポート32A,32Bとドレンポート32Cを形成し、ドレンポート32Cをばね室37に連通させる。そして、スプール34にはポート32A,32B間を連通、遮断させる油通路38に加えて、油圧室36およびポート32Bをばね室37に連通させる絞り通路34G,34Jを形成し、ブレーキ装置6の油室6Cをばね室37に連通させる。
請求項(抜粋):
油圧ポンプとタンクとに一対の主管路を介して接続された油圧モータと、該油圧モータに設けられ、該油圧モータに制動力を付与するネガティブ式のブレーキ装置と、前記各主管路の途中に設けられ、前記油圧ポンプから油圧モータに給排する圧油の方向を切換える方向切換弁と、該方向切換弁と油圧モータとの間に位置して前記各主管路の途中に設けられ、該各主管路のうち高圧側の圧油を選択する高圧選択弁と、該高圧選択弁とブレーキ装置とを接続する管路の途中に設けられ、該高圧選択弁で選択した圧油を減圧し、前記ブレーキ装置にブレーキ解除圧を供給する圧力制御弁とからなる油圧モータのブレーキ制御装置において、前記圧力制御弁は、前記高圧選択弁側と連通する第1ポート、前記ブレーキ装置側と連通する第2ポートおよび前記油圧モータのドレン管路と連通するドレンポートが形成された弁ケーシングと、該弁ケーシング内に摺動可能に挿嵌され、該弁ケーシングとの間で軸方向一端側に油圧室を画成し、他端側に前記ドレンポートと連通するばね室を画成したスプールと、該スプールを前記油圧室側に常時付勢すべく、該スプールの他端側に位置して前記ばね室内に設けられた圧力設定ばねとから構成し、前記スプールには、前記第1,第2ポート間を連通、遮断する油通路と、該油通路を介して前記油圧室をばね室に連通させる第1の絞り通路と、前記油圧室の圧力が低下し、前記スプールが圧力設定ばねにより油圧室側へと摺動変位しているときに、前記第2ポートをばね室に連通させる第2の絞り通路とを形成したことを特徴とする油圧モータのブレーキ制御装置。
IPC (2件):
F15B 11/08 ,  E02F 9/22

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