特許
J-GLOBAL ID:200903020799773607

テールゲートリフタにおけるキャスタストッパの取付装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-078784
公開番号(公開出願番号):特開平8-276781
出願日: 1995年04月04日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 トラック等車両のテールゲートリフタに備えられたテールゲートのキャスタストッパにより、荷物積降し作業時の荷物積載台車の逆戻りを確実に防止する。キャスタストッパの取付ヒンジ部の構成を簡素化し、従来の鋼製丁番を不要とし、ストッパの取付工数を削減する。取付精度を確実に出すとともに、製造コストが低減する。軽量化を果たし、錆の発生を防止して、美観を向上する。【構成】 テールゲート4 の押出形材製ゲート構成パネル7aに凹部10が設けられ、該凹部10内に押出形材製キャスタストッパ30とストッパ押上げ用スプリング40が収められ、キャスタストッパ30は、パネル7a側の第1ヒンジ構成部11およびストッパ30側の第2ヒンジ構成部31を介して取り付けられている。荷物積載台車の後方からの通過によって、ストッパ30はパネル7aの凹部10内に没し、荷物積載台車の通過後、ストッパ30はパネル7aの上面に復帰して、台車の逆戻りを防止する。
請求項(抜粋):
トラック等車両(1) の荷台(2) に備えられたテールゲートリフタ(3) において、テールゲート(4) が所要数の押出形材製パネル(7) によって構成され、テールゲート(4) の後端寄り部分のゲート構成パネル(7a)に、上方に開口したキャスタストッパ収容凹部(10)が該パネル(7a)の長手方向に設けられ、収容凹部(10)内に押出形材製のキャスタストッパ(30)が収められてパネル(7a)側の第1ヒンジ部(11)およびキャスタストッパ(30)側の第2ヒンジ部(31)を介して取り付けられるとともに、収容凹部(10)内に、ストッパ(30)を常時上方に付勢せしめるスプリング(40)が収められており、パネル(7a)側の第1ヒンジ部(11)が、収容凹部(10)の底壁(12)の後端寄り部分に設けられた立上がり壁部(13)と、これの上端より後方に向かって伸びる水平状係合部(14)とを有するとともに、立上がり壁部(13)と収容凹部後壁(15)との間に上向きに開口した凹溝(16)が形成せられており、キャスタストッパ(30)側の第2ヒンジ部(31)が、ストッパ(30)の後側縁部に設けられかつ先端に前方下向きに折り返した係合部(32)を備えた横断面鉤形を有し、パネル(7a)側の第1ヒンジ部(11)の凹溝(16)内に、キャスタストッパ(30)側の第2ヒンジ部(31)の折返し状係合部(32)が嵌め入れられて、該係合部(32)が、凹溝(16)前側の立上がり壁部(13)および水平状係合部(14)に係り合わせられ、凹溝(16)内に、これの後縁部より底部にかけて、キャスタストッパ(30)の揺動時に第2ヒンジ部(31)の先端を案内する横断面円弧状の案内面(17)が設けられるとともに、底部より立上がり壁部(13)の下部にかけて、キャスタストッパ(30)の上方突出時に第2ヒンジ部(31)の係合部(32)の下面が係り合う前方上向きに傾斜した傾斜壁部(18)が設けられている、テールゲートリフタにおけるキャスタストッパの取付装置。

前のページに戻る