特許
J-GLOBAL ID:200903020807163880

網点形成方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-207234
公開番号(公開出願番号):特開平6-030276
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 スクリーンパターンのアドレス位置と記録画素の位置との相対関係の変動に起因する網点面積および形状のバラツキを抑制する。【構成】 単位網点領域の頂点VP1〜VP4のズレ量F1〜F4を求め、これらの頂点を走査方眼の格子点に一致させるように、走査方眼の各格子点のX-Y座標値を補正する。任意の格子点Aのズレ量は、格子点Aと各頂点との距離に基づいて、ズレ量F1〜F4を4点補間法によって補間して求める。この結果、単位網点領域の頂点近傍においてはスクリーンパターンのアドレス位置と記録画素の位置との相対関係がほぼ一定に保たれるので、網点面積および形状のバラツキを抑制することができる。単位網点領域の頂点でなく中心点(もしくは両方)を走査方眼の格子点と一致させてもよい。
請求項(抜粋):
与えられた画像信号に応じ、複数の記録画素で形成される網点を形成する網点形成方法であって、(a)直交X-Y座標系に繰り返し配列されるマトリクス領域内の各座標位置に配列されたしきい値を、前記X-Y座標系の座標値をアドレスとして記憶したスクリーンパターンメモリを準備し、(b)主走査方向Uと副走査方向Vとで規定される直交U-V座標系において所定のピッチで形成された各格子点を記録画素の中心点とするとともに、当該U-V座標系と前記X-Y座標系とをスクリーン角度θだけ回転させた関係に設定し、(c)前記X-Y座標系に繰り返し配列された各マトリクス領域において前記しきい値の最小値または最大値が位置する少なくとも1つの所定の参照点について、各参照点の近傍にあるU-V座標系の格子点と各参照点とのズレ量を算出する工程と、(d)前記U-V座標系における任意の格子点に位置する記録画素に対するX-Y座標値を求めるに際して、前記任意の格子点の近傍にある所定数の前記参照点と前記任意の格子点との距離に従って前記所定数の参照点における前記ズレ量を補間することにより前記任意の格子点のズレ量を求めるとともに、該補間によって求められたズレ量を用いて前記任意の格子点に位置する記録画素のX-Y座標値を補正する工程と、(e)前記工程(d)で補正された各記録画素のX-Y座標値をアドレスとして前記スクリーンパターンメモリから前記しきい値を読出すとともに、読出したしきい値を各記録画素の画像信号と比較することによって、各記録画素の露光の要否を決定する工程と、を備えることを特徴とする網点形成方法。
IPC (2件):
H04N 1/40 104 ,  H04N 1/46

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