特許
J-GLOBAL ID:200903020807645427

フイールドバスのインターフエイス回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 正康 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-260041
公開番号(公開出願番号):特開平8-125693
出願日: 1994年10月25日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 フイールドバスに送出するデジタルの波形整形信号の立上り時間と立下り時間が安定するように改良されたフイールドバスのインタフエイス回路を提供するにある。【構成】 カレントミラー回路を構成する第1トランジスタの一方が負の温度係数を持つ第1抵抗を介して他方のトランジスタから正の温度係数を持つ第1ミラー電流を取り出し、第2トランジスタのエミッタに正の温度係数をもつ第2抵抗を接続して、第2抵抗の両端に正の温度係数をもつ電圧を発生させ、第2トランジスタの負の温度係数を持つベース/エミッタ間電圧を第2抵抗の両端に発生する正の温度係数を持つ電圧で打消して温度の影響を低減して第2ミラー電流を取り出す。この安定な第2ミラー電流を用いて、差動増幅回路とローパスフイルタを含む波形処理回路、および出力回路を電流バイアスして、立上がり時間および立下がり時間の変動の小さい安定な波形整形信号を出力する。
請求項(抜粋):
直流電流とデジタル信号とを共通の伝送線路で伝送するフイールドバスとフイールド信号を処理する信号処理手段との間に設けられるフイールドバスのインタフエイス回路において、一対の第1トランジスタの一方が負の温度係数を持つ第1抵抗を介して前記直流電流から得られる内部電源の両端に接続され他方のトランジスタから第1ミラー電流を取り出すカレントミラー回路と、この第1ミラー電流の一部がコレクタを介して正の温度係数をもつ第2抵抗が接続されたエミッタに流される第2トランジスタと、前記ミラー電流の他の一部がベースに流されそのエミッタから流出するエミッタ電流が前記第2トランジスタのベースと外部抵抗に流されそのコレクタから第2ミラー電流を取り出す第3トランジスタと、よりなるバイアス電流生成回路と、前記第2ミラー電流に関連してバイアスされ一方の入力端に前記信号処理機器からデジタル送信信号が入力されこれに対応する出力電流を出力端から取り出す差動増幅回路と、前記出力電流が流され前記デジタル送信信号の波形を前記第2ミラー電流に関連してバイアスされて波形整形して波形整形信号として出力するローパスフイルタと、この波形整形信号に対応する信号を負帰還信号として前記差動増幅回路の他方の入力端に出力する負帰還手段とよりなる波形整形回路を具備し、前記波形整形信号に対応する電流信号を前記フイールドバスに送出することを特徴とするフイールドバスのインターフエイス回路。
IPC (4件):
H04L 25/02 ,  G08C 19/16 ,  H04B 3/50 ,  H03K 5/08

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