特許
J-GLOBAL ID:200903020809214938

医療用ガイドワイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-337814
公開番号(公開出願番号):特開平7-185010
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【構成】 ステンレススチールやピアノ線などの金属線の一端側を、先端に向けて縮径に形成し、先端にコイル状のコイルばね5を溶接などにて形成する。コイルばね5の先端側には、血管の内面に円滑に案内させるべく先端を半球状に形成する。ガイドワイヤ3の表面に、パラ-キシレン重合体の潤滑被膜7を約0.5〜1μmの膜厚で薄膜形成する。コイルばね5の先端を血管内に導入する。体外に位置するガイドワイヤ3に、合成樹脂製で可撓性を有し細長筒状のカテーテルを嵌挿する。徐々にガイドワイヤ3を血管内に導入し、カテーテル1を血管内の所定の箇所に誘導する。【効果】 潤滑被膜7に亀裂などの発生を低減でき、剥落を防止できる。潤滑被膜7を略均一に薄膜形成でき、過剰な膜厚や膜厚の不均一による亀裂や剥離を防止できる。
請求項(抜粋):
先端に向けて縮径された縮径部と、この縮径部の先端に設けられ先端に向かうに従って柔軟性が増加するとともにコイル状のコイルばね体とを備え、可撓性を有する合成樹脂製で細長筒状のカテーテルに軸方向に摺動自在に嵌挿し誘導する表面に潤滑被膜が設けられた医療用ガイドワイヤにおいて、前記潤滑被膜は、パラ-キシレン系重合体にて薄膜被覆形成したことを特徴とする医療用ガイドワイヤ。

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