特許
J-GLOBAL ID:200903020811418303

摩擦撹拌接合法及び摩擦撹拌接合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-124596
公開番号(公開出願番号):特開平11-320127
出願日: 1998年05月07日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 接合部材をひっくり返すことなく1回の接合操作で両側接合を行うことのできる摩擦撹拌接合法及び摩擦撹拌接合装置を提供すること。【解決手段】 突合せ状態に配置した2個の接合部材1、2の突合せ部に、上面から第1プローブ12を挿入する。接合部材の下面を第1受けローラ15の周面に当接支持させる。また、接合部材の突合せ部Bに、下面から第2プローブ22を挿入する。接合部材の上面を第1受けローラ25の周面に当接支持させる。そして、この状態を保持しつつ、突合せ部Bが順次第1プローブ12及び第2プローブ22を通過するように接合部材を移動させることにより、第1プローブ12及び第2プローブ22との接触部を摩擦熱にて順次軟化させ撹拌して両接合部材1、2を接合一体化する。
請求項(抜粋):
突合せ状態又は重合せ状態に配置した2個の接合部材(1)(2)(50)(60)を、突合せ部(B)又は重合せ部において接合する摩擦撹拌接合法であって、接合部材の厚さ方向の一方側に、回転する第1プローブ(12)を配置するとともに、接合部材の厚さ方向の他方側に、該第1プローブに対向して第1受けローラ(15)を配置する一方、接合部材の厚さ方向の他方側に、回転する第2プローブ(22)を配置するとともに、接合部材の厚さ方向の一方側に、該第2プローブに対向して第2受けローラ(25)を配置し、前記第1プローブ(12)と第1受けローラ(15)との間と、前記第2プローブ(22)と第2受けローラ(25)との間とに接合部材を介在させて、突合せ部又は重合せ部に接合部材の厚さ方向の一方の面から第1プローブ(12)が挿入されるとともに、接合部材の厚さ方向の他方の面が前記第1受けローラ(15)の周面に当接支持された態様とし、かつ突合せ部又は重合せ部に接合部材の厚さ方向の他方の面から第2プローブ(22)が挿入されるとともに、接合部材の厚さ方向の一方の面が前記第2受けローラ(25)の周面に当接支持された態様とし、この状態を保持しつつ、突合せ部又は重合せ部が順次第1プローブ(12)及び第2プローブ(22)を通過するように接合部材を相対的に移動させることにより、第1プローブ(12)及び第2プローブ(22)との接触部を摩擦熱にて順次軟化させ撹拌して両接合部材(1)(2)(50)(60)を接合一体化することを特徴とする摩擦撹拌接合法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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