特許
J-GLOBAL ID:200903020815938999

生体情報測定便器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 加藤 久 ,  堀田 幹生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-161600
公開番号(公開出願番号):特開2007-327307
出願日: 2006年06月09日
公開日(公表日): 2007年12月20日
要約:
【課題】生体情報測定のために形成される溜水の測定開始水位を、設定された所定水位に正確に形成し、維持することにより、使用する便器が便器としての機能を保ちながら、最大限の測定機能を確保できる生体情報測定便器を提供する。【解決手段】生体情報測定便器10は、洋式便器11のボール16内に貯留された溜水水位を溢流水位Hより低い測定開始水位に形成した後、使用者の排尿による測定開始水位からの水位の変化量を溜水水位測定手段27で計測して少なくとも尿量を含む生体情報を測定する。生体情報測定便器10を施工する場合、洋式便器11を施工現場に設置した後、試運転で設定された測定開始水位を溜水水位測定手段27で計測して得られる実測値と、設定値との偏差を求め、測定開始水位の形成動作の制御条件を、偏差相当分の制御パラメータを補正した新たな制御条件に更新する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
洋式便器のボール内に貯留された溜水の水位を予め定められた制御条件に基づいて測定開始時の水位である測定開始水位として予め定められた所定水位に形成する測定開始水位形成手段と、前記溜水の水位を測定する溜水水位測定手段と、を備え、 使用者の排泄物による前記測定開始水位からの溜水水位の変化量を前記溜水水位測定手段で計測し、少なくとも排尿量を含む生体情報を測定する生体情報測定便器において、 前記測定開始水位形成手段によって前記測定開始水位として形成される前記溜水の水位を計測する開始水位確認手段と、 前記開始水位確認手段によって計測された前記測定開始水位の計測値と前記所定水位との偏差に基づいて、前記測定開始水位形成手段の動作を制御する制御条件を新たな制御条件に更新する制御条件更新手段と、を設けたことを特徴とする生体情報測定便器。
IPC (3件):
E03D 9/00 ,  A61B 5/20 ,  E03D 11/02
FI (3件):
E03D9/00 Z ,  A61B5/20 ,  E03D11/02 Z
Fターム (10件):
2D038KA26 ,  2D038ZA03 ,  2D039AA02 ,  2D039AD04 ,  2D039AE00 ,  2D039DB00 ,  2G045CB03 ,  2G045GC08 ,  4C038DD01 ,  4C038DD05
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 排尿量測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-251709   出願人:株式会社イナックス
  • 排尿量測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-236514   出願人:株式会社イナックス
  • 国際公開2004/13630号パンフレット
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-219944
  • 特開平3-233256
  • 特開平2-219944
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