特許
J-GLOBAL ID:200903020819119038

小型自由電子レーザ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 関 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-079599
公開番号(公開出願番号):特開平9-246674
出願日: 1996年03月07日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 設置場所に余裕がない場所でも設置でき、製作工場内で組み付け調整したままの状態で需要箇所に輸送して、現地に据え付け最終調整により使用ができる、民生水準の利用に耐えられる小型の自由電子レーザ装置を提供する。【解決手段】 平面基盤9上に配置してそれぞれの電子軌道および光路がほぼ1水平面に含まれるようにした電子リニアック1と、永久磁石と電磁石を組み合わせて電子をほぼ90度偏向させる偏向磁石5を2個と収束磁石6からなるビームトランスポート系と、ハルバック(Halbach)型で2個の磁石列を水平方向にほぼ平行に並置して形成したギャップの間隔を保持したまま磁石列を相互にスライドできるように構成したアンジュレータ3と、アンジュレータ3を挟んでその軸上に配置したレーザ共振器5の各構成機器、並びに高周波立体回路と、ビームダンプ8と、排気系とを1体の架台に組み込んだ自由電子レーザ装置。
請求項(抜粋):
電子リニアック、高周波立体回路、ビームトランスポート系、アンジュレータ、ビームダンプ、排気系、及びレーザ共振器を含む構成機器を1体の架台に組み込んだ自由電子レーザ装置であって、前記電子リニアックがRF電子銃とこれに近接し軸を共有し電子を高周波加速する加速管からなり、前記電子リニアックと前記アンジュレータを平行に配置し、前記ビームトランスポート系が電子をほぼ90度偏向させる偏向磁石を2個と収束磁石からなり前記電子リニアックと前記アンジュレータの間に配置されて、前記電子リニアックから供給される電子を180度偏向させて前記アンジュレータに導き、前記レーザ共振器を前記アンジュレータを挟んでその軸上に配置した小型自由電子レーザ装置。
IPC (2件):
H01S 3/30 ,  H05H 13/04
FI (2件):
H01S 3/30 A ,  H05H 13/04 S
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-064983

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