特許
J-GLOBAL ID:200903020822513561
圧力損失推定方法、圧力損失推定装置、圧力損失推定プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-084428
公開番号(公開出願番号):特開2006-266824
出願日: 2005年03月23日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】 単一粒子群を複数混合してなる複数粒子群充填層に関して、各単一粒子群の粒径分布および粒子形状に関係なく圧力損失を推定する。【解決手段】 まず、複数粒子群充填層の寸法と、流体の体積流量Qと、各単一粒子群に関する比μ’/k’とを取得する(S11)。次に、複数粒子群充填層の寸法とセルの所定寸法とから、セルの数と配置とを決定する(S12)。次に、各単一粒子群に関する比μ’/k’と、セルの所定寸法とから、各セルの抵抗を決定する(S13)。次に、決定したセルの数および配置と、決定した各セルの抵抗とに基づいて、流路モデルを構築する(S14)。そして、構築された流路モデルと、流体の体積流量Qとに基づいて、複数粒子群充填層の圧力損失ΔPを算出する(S15)。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
単一粒子群を複数混合して成る粒子充填層である複数粒子群充填層に関して、該複数粒子群充填層を透過する流体の圧力損失ΔPを推定する圧力損失推定方法であって、
前記単一粒子群は、該単一粒子群から成る粒子充填層である単一粒子群充填層が、
ΔP’/H’=(μ’/k’)×uS’ ・・・(1)’、
(但し、H’:前記単一粒子群充填層の高さ、μ’:前記単一粒子群充填層を透過する流体の粘性率、k’:前記単一粒子群充填層を透過する流体の透過率、uS’:前記単一粒子群充填層を透過する流体の空塔速度)を充足する単一粒子群であって、
各単一粒子群充填層における前記比μ’/k’を取得するステップと、
前記複数粒子群充填層を透過する流体の体積流量Qを取得するステップと、
前記複数粒子群充填層を所定寸法のセルに細分し、前記複数粒子群充填層を構成する複数の前記単一粒子群の構成比に従って、複数の前記単一粒子群に関する複数の前記単一粒子群充填層を、前記複数のセルにそれぞれ配置したセルモデルを構築するステップと、
構築されたセルモデルの各セルに関して、隣接するセルから流入する流体、または隣接するセルに流出する流体が受ける抵抗Rを、前記セルの寸法と、前記セルに配置された前記単一粒子群充填層の前記比μ’/k’とに基づいて算出するステップと、
各セルに流体の合流点を有し、隣接する2つのセルの前記合流点間を流れる流体は、該2つのセルにそれぞれ配置された2つの前記単一粒子群充填層の前記抵抗Rを受ける流路モデルを構築するステップと、
構築された流路モデルに対して、前記体積流量Qを利用することにより、前記流体が前記流路モデルを透過することにより生じる圧力損失ΔPを算出するステップとを含むことを特徴とする圧力損失推定方法。
IPC (1件):
FI (1件):
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