特許
J-GLOBAL ID:200903020823976816
微粉砕粉の製造方法と装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
箕浦 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-290388
公開番号(公開出願番号):特開平8-126848
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【構成】 高速微粉砕機と、該粉砕機で得られた粉体を導入するフィード管(23)先端に設けた逆円錐台形状の上下貫通路を有するジェットベッセル(24)を下端に開口を有する下部ケーシング(19)内に設置し、該下部ケーシング上に外部のエア吸引源に接続する粉体出口(26)を有する上部ケーシング(25)を設けてこれらケーシングの境界部に分級スクリーン(18)を設け、該分級スクリーンの上方に該分級スクリーンに向って高圧エアを吹き付けるスクリーン用エアブラシ(28)を設け、さらに下部ケーシングの下端部を外部エア導入口(20)を有し下部に着脱自在の粉体収容ポット(21)を有する粉体回収ケース(22)内に設置してなる空気分級機とからなることを特徴とする微粉砕粉製造装置。【効果】 高速で常温乾式微粉砕した粉体を効率良く連続的に分級できるので、粒度一定な微粉砕粉の大量生産が可能となり、さらに自動化システムを容易に構成できる。
請求項(抜粋):
外周部に平坦摩砕面を有する下部回転砥石と同じく外周部に平坦摩砕面を有する上部固定砥石とをそれらの平坦摩砕面で同心的に相対させ、且つ該下部回転砥石の周囲に両砥石の対向平坦摩砕面間に臨む複数の減圧吸引排出翼を固設して該下部回転砥石を高速回転することにより両砥石の対向面間に減圧ジェット気流を生起させて、該上部固定砥石の中央開口部より供給された被粉砕原料を対向摩砕面間で摩砕、粉砕する工程と、該工程により得られた粉体を、上部からの吸引力により下端開口から入り込むエアによる下部ケーシング内の上昇ジェット気流中に置かれた逆円錐台形状の上下貫通路内に供給することにより噴霧状に上昇させて、上方から高圧エアを吹き付けられている該下部ケーシング上端部の分級スクリーンにより分級する工程よりなり、該分級スクリーンを通過した微粉は上記下部ケーシングと一体の上部ケーシング内に吸引された後出口を通して次工程へ送り、及び該分級スクリーンを通過しない粉体は下部ケーシングの下端開口から排出させて再度摩砕、粉砕する工程に戻すことを特徴とする微粉砕粉の製造方法。
IPC (3件):
B02C 7/08
, B02C 21/00
, B07B 4/08
前のページに戻る