特許
J-GLOBAL ID:200903020827171154

光学異性体の分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-267349
公開番号(公開出願番号):特開2000-159694
出願日: 1999年09月21日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】 擬似移動床方式による光学異性体の吸着分離濃縮方法を提供する。【解決手段】 内部に吸着剤を収容し、前端と後端とが流体通路で無端状になっていて流体が一方向に循環している充填床に、光学異性体および移動相を導入し、同時に充填床から分離された一つの化合物を含有する流体を抜き出すことからなり、充填床には、移動相導入口、吸着されやすい化合物を含有する流体(エクストラクト)の抜き出し口、光学異性体の導入口、吸着しにくい化合物を含有する流体(ラフィネート)の抜き出し口を、流体の流れ方向に沿ってこの順序で配置し、かつこれらの床内の流体の流れ方向にそれらの位置を間欠的に逐次移動する事からなる擬似移動床方式を用いて光学異性体を吸着分離し、エクストラクトおよび/またはラフィネートの抜き出し口に光学活性体を濃縮し、移動相を回収する光学活性体濃縮-移動相回収工程を設けることを特徴とする光学異性体の分離方法。
請求項(抜粋):
内部に吸着剤を収容し、前端と後端とが流体通路で無端状になっていて流体が一方向に循環している充填床に、光学異性体および移動相を導入し、同時に充填床から分離された一つの化合物を含有する流体を抜き出すことからなり、充填床には、移動相導入口、吸着されやすい化合物を含有する流体(エクストラクト)の抜き出し口、光学異性体の導入口、吸着されにくい化合物を含有する流体(ラフィネート)の抜き出し口を、流体の流れ方向に沿ってこの順序で配置し、かつこれらの床内の流体の流れ方向にそれらの位置を間欠的に逐次移動する事からなる擬似移動床方式を用いて光学異性体を吸着分離する際に、エクストラクトおよび/またはラフィネートの抜き出し口に光学活性体を濃縮し、移動相を回収する光学活性体濃縮-移動相回収工程を設けることを特徴とする光学異性体の分離方法。
IPC (7件):
C07B 57/00 310 ,  B01D 15/00 101 ,  B01D 61/02 500 ,  C02F 1/44 ,  C07C209/88 ,  C07C211/27 ,  C07M 7:00
FI (6件):
C07B 57/00 310 ,  B01D 15/00 101 A ,  B01D 61/02 500 ,  C02F 1/44 Z ,  C07C209/88 ,  C07C211/27

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