特許
J-GLOBAL ID:200903020830020493

押出成形の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-026888
公開番号(公開出願番号):特開平6-277750
出願日: 1994年02月24日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 押出成形の制御方法を提供すること。【構成】 本発明の方法は押出成形のサイクル制御を開示し、ストランド出口温度ができるだけ一定であり所定の理論値推移に等しいように、成形速度が制御される。各サイクルの成形速度とストランド出口温度との推移を測定し、サイクルkの全時間経過に関してストランド出口温度の成形速度への依存性が決定され、この依存性と、サイクルk中の成形速度の時間的推移とによって、次のサイクルk+1の成形速度推移を、制御誤差と調節費用とができるだけ小さいように定めることができ、成形サイクルk+1の終了後に、全成形過程の終了まで、適当な工程を帰納的に以後の各成形サイクルに繰り返して用いる。この方法は特に、小さい及び/又は波長依存性の放射度及び/又は可変な表面特性を有する押出成形プロフィルの製造(特にアルミニウム又はアルミニウム合金の押出)に適する。
請求項(抜粋):
ストランド出口温度θa(t)ができるだけ一定であり、所定理論値推移θa<SB>w</SB>(t)に等しく、かつ(a)温度制御がサイクル式に実施される;(b)各サイクルk中の成形速度v<SB>k</SB>(t)とストランド出口温度θa<SB>K</SB>(t)との時間的推移が測定される;(c)ストランド出口温度θa<SB>K</SB>(t)の全サイクルk中の成形速度v<SB>k</SB>(t)への依存性が測定される;(d)v<SB>k</SB>(t)のこの依存性と時間的推移とによって、次のサイクルk+1の成形速度v<SB>k+1</SB>(t)の推移が、制御誤差:と、制御入力:とができるだけ小さくなるように定められる(この場合に各サイクルkの理論値推移θa<SB>w</SB>(t)は限定することができる);(e)制御量範囲:v<SB>min</SB>,<SB>k</SB><v<SB>k</SB>(t)≦v<SB>max</SB>,<SB>k</SB>が考慮されることができる;(f)成形速度v<SB>k+1</SB>(t)が成形サイクルk+1の開始前に算出される;(g)成形サイクルk+1中のv<SB>k+1</SB>(t)が変化しない;(h)成形サイクルk+1の終了後に成形プロセスの完成まで、次の各成形サイクルに対して工程(b)〜(g)が帰納的に繰り返されるように、成形速度v(t)が制御されることを特徴とする押出成形の制御方法。
IPC (2件):
B21C 31/00 ,  B21C 23/00

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