特許
J-GLOBAL ID:200903020830176396

ドローイング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 由美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-066578
公開番号(公開出願番号):特開平7-252754
出願日: 1994年03月09日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明は整経機でビームに巻き取られた経糸を綜絖及び筬に通すドローイング装置を提供する。【構成】 綜絖供給装置より送られた綜絖を支持円板303の切欠きに保持して割出す。ビーム11から経糸端を上下2個所でクランプ12a,12bで固定された1本を綾糸案内筒103a,103bで開放し分離装置1で分離する第1糸移動装置2の螺線により完全に引き離す。綜絖位置決め装置7の爪で割出された綜絖20を位置決めする。第2糸移動装置4のスイングアーム402を旋回させノズル頭404で、引き離された経糸を引き出すとともにカッタ31で端を切断する。切断された経糸は糸端保持装置5で吸引保持される。ノズル頭により経糸は綜絖20の綜絖孔の前面に送られ第3糸移動装置により下側の経糸は糸受台807上にのせられる。綜絖孔の前面に送られた経糸は、ノズルより圧力空気を噴出して綜絖孔を通し空気案内板25を経て筬16の筬羽間を通し糸端は吸引ノズル28で引かれる。
請求項(抜粋):
綜絖貯蔵マガジンより綜絖支持円板に装着され順次割出位置決めされる綜絖の綜絖孔に、整経ビームに巻かれた経糸を一本ずつ挿通し、つづいて筬に挿通し、経糸が通された綜絖を順次格納するようになしたドローイング装置において、前記整経経糸の1本を分離する装置であって、整経経糸の2本の綾糸それぞれの案内筒を回転軸に対して両側に配置して揺動,軸方向移動可能に設け、綾糸による拘束を開放する前記案内筒の揺動及び拘束中の経糸と開放経糸との隙間をひろげる軸方向移動を行わせる駆動手段を設け、前記2本の案内筒の間に開放された経糸を内方に移動させる開閉可能な一対の第1爪と前記経糸の内方位置を一時的に制限する鍵形爪及びこれと一体に設け前記経糸を更に内方に移動される旋回可能な鎌形爪とでなる第2爪とを設け、前記第1爪を開閉する駆動手段を設け、該第2爪を旋回させる駆動手段を設け、引き離された経糸をさらに完全分離位置に送る回転される送りねじ部材とを含んでなる経糸分離装置を備えることを特徴とするドローイング装置。

前のページに戻る