特許
J-GLOBAL ID:200903020831349723

印刷紙面検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-121029
公開番号(公開出願番号):特開平7-323528
出願日: 1994年06月02日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】用紙の伸縮、印刷開始後の温度変化等の影響を除去して画素毎の反射光量を読み取ることができる印刷紙面検査装置を提供する。【構成】印刷紙面検査装置1は、RAM4の基準濃度記憶エリア4aに輪転機等の印刷機で印刷される紙面をnライン×mコラムで分割した画素毎の反射光量の基準値を記憶している。また、印刷紙面検査装置1は、ロータリーエンコーダ7aで版胴12の回転を検出し、版胴12が1回転する間にラインセンサ5bの近傍で紙面に直接押し当てたローラ8aの回転量を検出する。これに基づいて紙面がコラム量搬送された時の前記ローラ8aの回転量を算出し、この算出した回転量の回転を行う度に読取タイミング調整部9がA/D変換部6にタイミングパルスを入力する。A/D変換部6ではタイミングパルスが入力されると、ラインセンサ5bの各セルが出力しているアナログ信号から反射光量を検出し、この検出した反射光量と基準値との差等から汚れ等の印刷不良の検出を行う。
請求項(抜粋):
輪転機等の印刷機で印刷される1紙面をkライン×nコラムで分割した画素毎に反射光量の基準値を記憶する基準値記憶手段と、印刷された紙面の画素毎に照射した光の反射光量を検出する反射光量検出手段と、画素毎に前記基準値記憶手段に記憶している基準値と前記反射光量検出手段で検出した反射光量とを比較し、印刷された紙面に発生した汚れ等の印刷不良を検出する印刷不良検出手段と、を備えた印刷紙面検査装置において、前記センサ近傍に配置されている従動ローラに取り付けられ紙面を所定長検出する間に複数パルス発生する第1のロータリーエンコーダと、輪転機の回転を検出し前記所定長の印刷が行われた時に所定パルス発生する第2のロータリーエンコーダと、前記第1のロータリーエンコーダの出力を1/N分周する1/N分周器と、前記1/N分周器の出力と前記第2のロータリーエンコーダの出力との位相差を検出し、この検出した位相差が0または一定値となる前記1/N分周器の分周比を検出する分周比検出手段と、前記分周比検出手段で検出した分周比と前記第1のロータリーエンコーダの出力に基づいて前記反射光量検出手段を実行させるタイミングを調整するタイミング調整手段と、を備えたことを特徴とする印刷紙面検査装置。
IPC (2件):
B41F 33/14 ,  G01N 21/89
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 印刷物検査装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-354454   出願人:凸版印刷株式会社, 株式会社イーゼル

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