特許
J-GLOBAL ID:200903020831532633

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-221147
公開番号(公開出願番号):特開平7-069045
出願日: 1993年09月06日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 車室外の温度が所定の温度以下に低下している時でもエバポレータのフロストを防止し、且つ窓ガラスの曇りを取り除くことを可能にする。【構成】 内燃機関の冷却水を利用してエバポレータ4で冷却された空気を加熱するヒータコア5をダクト2内に設置すると共に、外気温センサ33とエバ後温度センサ35の検出信号に基づいてフロストカット制御を行うECU6を自動車用オートエアコン1に設置した。そして、乗員が車両に乗り込んで内燃機関の始動を開始した時に、車室外の温度が所定の温度以下に低下しており、車室内の温度も低く、車室内の相対湿度が高いときでも、コンプレッサ18の停止指示温度を通常より低い目標温度に設定し直すことにより、エバ後温度センサ35の検出温度が通常の目標温度以下に低下しても、エバポレータ4による吹出空気の除湿を行えるようにした。
請求項(抜粋):
車室内に空気を送るためのダクトと、このダクト内を流れる空気を冷却する冷却手段と、内燃機関の冷却水を利用して前記ダクト内を流れる空気を加熱する加熱手段と、前記冷却手段で冷却される空気の冷却温度を検出する冷却温度検出手段を有し、この冷却温度検出手段で検出された冷却温度が前記冷却手段の停止指示温度以下に低下した時に前記冷却手段の作動を停止させる制御装置とを備え、前記制御装置は、車室外の温度を検出する車室外温度検出手段を有し、前記内燃機関の始動開始時に、前記車室外温度検出手段で検出された車室外の温度が所定の温度以下に低下している場合は、前記内燃機関が所定の運転状態に達するまで前記冷却手段の停止指示温度を通常より低い目標温度に設定することを特徴とする車両用空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 3/00 ,  B60H 1/32 102

前のページに戻る