特許
J-GLOBAL ID:200903020831891196
永久磁石同期電動機のベクトル制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-031205
公開番号(公開出願番号):特開2001-190099
出願日: 2000年01月02日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、永久磁石同期電動機の制御方法であって、回転子磁極位置の特定に磁極位置推定器あるいは検出誤差を伴い得る磁極位置検出器を使用した駆動制御システムにその安定性を高める機能を付与すると共に、しかもこの機能を簡単に実現できる永久磁石同期電動機のためのベクトル制御方法を提供する。【解決手段】 直交dq座標系のd軸を、永久磁石同期電動機の回転子永久磁石N極の中心方向あるいはこの推定方向に選定すると共に、回転子速度とトルク指令値に応じてd軸電流指令値とq軸電流指令値を同時に変更できる新指令変換器9を用意し、q軸電流指令生成器9bにトルク指令値に比例した形でq軸電流指令値を生成させる一方で、d軸電流指令生成器9aに回転子速度の絶対値に応じて正のd軸電流指令値を生成させることにより、回転子磁極N極の中心に対する電流ベクトルの空間的位相差の絶対値がπ/2(rad)未満になるように電機子電流を制御するようにし、課題を解決している。
請求項(抜粋):
互いに直交するd軸とq軸で構成されるdq座標系上で、電機子電流の全部または一部を電流ベクトルのd軸成分及びq軸成分として分割し制御する電流制御工程を有する永久磁石同期電動機のベクトル制御方法であって、該電流制御工程において、少なくとも一部の速度領域で、回転子永久磁石N極の中心方向に対する該電流ベクトルの空間的位相差と回転子発生トルクとの関係が単調増加にある位相差領域内に該電流ベクトルが存在するように、電機子電流を制御することを特徴とする永久磁石同期電動機のベクトル制御方法。
Fターム (16件):
5H576BB06
, 5H576BB10
, 5H576DD07
, 5H576EE01
, 5H576EE19
, 5H576GG02
, 5H576GG04
, 5H576HB01
, 5H576JJ03
, 5H576JJ04
, 5H576JJ17
, 5H576JJ24
, 5H576JJ28
, 5H576LL14
, 5H576LL22
, 5H576LL41
引用特許:
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