特許
J-GLOBAL ID:200903020844034055

ガラス母材の延伸方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-310866
公開番号(公開出願番号):特開平9-221334
出願日: 1996年11月21日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバ用ガラス母材を所望の外径を有する延伸体に精度良く延伸するための方法を提供する。【解決手段】 ガラス母材の一端から他端に向かって該ガラス母材の所定部位を順次加熱して軟化させながら該ガラス母材の一端に引っ張り応力を加えることにより、該ガラス母材を延伸する。この延伸動作では、該ガラス母材の軟化部分の外径を測定しながら、該軟化部の外径が予め設定された制御外径の設定値に一致するよう、該引っ張り応力を調節している。特に、この方法は、少なくとも延伸終了までの所定期間中、あるいは延伸開始から所定期間中、前記制御外径の設定値を変化させることを特徴としている。
請求項(抜粋):
所定の外径を有する定常部分の第1端と該第1端に対向する第2端のそれぞれに、該定常部分よりも小さい外径を有する第1及び第2テーパー部が設けられたガラス母材を長手方向に延伸し、所望の外径を有する延伸体を得るためのガラス母材の延伸方法において、前記ガラス母材を第1の速度で、該ガラス母材の第1テーパー部側からヒーター内に送り込むことにより、該ガラス母材の第1テーパー部から第2テーパー部に向かって、該ガラス母材の所定部位を順次加熱して軟化させるための加熱工程と、前記加熱工程と並行して行われる工程であって、前記ガラス母材の進行方向に沿って該ガラス母材の第1テーパー部を、前記第1の速度よりも早い第2の速度で移動させることにより、該ガラス母材に引っ張り応力を加えるための延伸工程と、前記加熱工程及び前記延伸工程と並行して行われる工程であって、前記ヒーターにより加熱され軟化している、前記ガラス母材の軟化部の外径を外径測定器で測定しながら、該外径測定器から得られる測定値が予め設定された制御外径の設定値に一致するよう、前記第1の速度及び前記第2の速度のうち少なくともいずれか一方を調節するための制御工程とを備え、少なくとも、前記ガラス母材の前記定常部分の第2端と前記ヒーターの開口位置との間隔が所定値になった時点から延伸終了時点までの期間中、前記制御外径の設定値を変化させることを特徴とするガラス母材の延伸方法。
IPC (3件):
C03B 37/012 ,  C03B 20/00 ,  C03B 23/047
FI (3件):
C03B 37/012 Z ,  C03B 20/00 ,  C03B 23/047
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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