特許
J-GLOBAL ID:200903020846051674

エレクトロデポジション型画像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 逢坂 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-263848
公開番号(公開出願番号):特開平11-101994
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】透明作用電極上への銀の析出及びその作用電極上からの銀の溶解を利用したエレクトロデポジション(ED)型画像表示装置を実現する。【解決手段】ITOからなる透明作用電極3と対極4との間に銀塩溶液8を配する。画素に対応する単位セルは、隔壁5a、5bにより互いに分離する。各単位セルの中間位置に、多数の微小な細孔6aが設けられた多孔質の白色背景板6を配置する。白色背景板6は、作用電極3との間の視差をできるだけ小さくするために、その作用電極3との間隔Aが小さく、例えば、0.5mm以下となるように配置し、且つ、白色背景板6の背後に充分な量の銀塩溶液8が蓄えられるようにする。各単位セルにマイクロカラーフィルター7を配して、カラー画像を表示させる。各単位セルを駆動する電圧を制御して階調表現を行わせることにより、フルカラー化に対応する。
請求項(抜粋):
互いに実質的に分離された複数の単位セル構造を有し、これらの単位セル構造が、透明電極で構成された作用電極とその対極との間に、銀塩を含む、液体状又はゲル状の電解質溶液が配されて、前記作用電極と前記対極との間に所定の電圧を印加した時に、前記作用電極上に銀が析出して、前記作用電極が着色状態に変化し、一方、前記作用電極と前記対極との間に、前記電圧とは逆極性の電圧を印加した時に、前記作用電極上に析出していた銀が前記電解質溶液中に溶解して、前記作用電極が消色状態に復帰するように構成され、前記複数の単位セル構造における前記着色状態と前記消色状態の組み合わせにより、所定の画像を表示するようにしたエレクトロデポジション型画像表示装置。

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