特許
J-GLOBAL ID:200903020847715010

回転速度検出装置付転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-328800
公開番号(公開出願番号):特開平10-170535
出願日: 1996年12月09日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 限られた空間の有効利用を図り、小型で出力の大きな構造の実現を可能にする。【解決手段】 エンコーダ1aを構成する永久磁石13の内周面に、センサ6aの外周面を対向させる。このセンサ6aは、第一、第二のステータ素子7a、8aとコイル12とから成る。第二のステータ素子8aは、第一のステータ素子7aを構成する円筒部9に外嵌する。従って、この円筒部9の内周面から突出する部分をなくし、この円筒部9の内径を小さくできる。
請求項(抜粋):
回転側周面に回転側軌道を有し、使用時に回転する回転輪と、上記回転側周面と対向する静止側周面に静止側軌道を有し、使用時に回転しない静止輪と、上記回転側軌道と上記静止側軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、S極とN極とを円周方向に亙って交互に且つ等ピッチで配置した円環状の永久磁石を含んで構成され、上記回転輪の一部に、この回転輪と同心に固定されたエンコーダと、上記静止輪に支持されてこのエンコーダを構成する永久磁石と対向するセンサとを備え、このセンサは、磁性材製で上記回転輪及びエンコーダと同心に配置された円環状のステータと、このステータに添設されてこのステータ内を流れる磁束の変化に対応して電圧を惹起させるコイルとから構成されており、上記ステータの両端縁部にそれぞれ複数ずつの突出部及び切り欠きを、円周方向に亙り交互に且つ上記エンコーダに設けたS極及びN極と等ピッチで設ける事により、それぞれ櫛歯状端縁部を形成し、一方の櫛歯状端縁部を構成する各突出部がS極又はN極に対向する瞬間に、上記他方の端縁に形成した櫛歯状端縁部を構成する各突出部をN極又はS極に対向させる回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記ステータは、それぞれが磁性材により円環状に形成した、第一、第二のステータ素子を組み合わせる事により構成しており、このうちの第一のステータ素子は、磁性板をプレス成形する事により円筒部及びこの円筒部の軸方向一端縁から直径方向外方に折れ曲がった円輪部を有する断面L字形に形成したものであり、上記第二のステータ素子は、上記円筒部の他端縁寄り部分に外嵌して、上記第一のステータと磁気的に導通したものであり、上記一方の櫛歯状端縁部は上記円輪部の外周縁部に、上記他方の櫛歯状端縁部は上記第二のステータ素子の外周縁部に、それぞれ形成したものである事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
IPC (4件):
G01P 3/487 ,  F16C 19/00 ,  F16C 19/52 ,  F16C 41/00
FI (4件):
G01P 3/487 J ,  F16C 19/00 ,  F16C 19/52 ,  F16C 41/00

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