特許
J-GLOBAL ID:200903020849015610

複合電源におけるエネルギー需給方法、および、エネルギー需給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  内藤 浩樹 ,  永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-289784
公開番号(公開出願番号):特開2007-104775
出願日: 2005年10月03日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】ユーザが選択する料金やCO2排出量等の複数の削減対象に対応して、削減対象が最小となる場合に優先して使用する電源の種類と、電気や給湯熱を消費する複数の機器の稼働時刻を算出し、算出した結果に従って電源と機器の稼働時刻を制御する。【解決手段】優先して使用する電源と複数の機器の稼動時刻を変更して削減対象の増減量を比較することにより、削減対象が最小になる場合の電源と機器の稼動時刻を削減対象毎に算出することができる最適稼動時刻演算部14と、ユーザが選択する削減対象に対する電源の種類を電源切替器に出力し、機器に最適稼動時刻を出力する電源切替方法決定部15を備えることにより、削減対象が最小になる電源と機器の稼動時刻を制御することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電力供給会社から供給される商用電源と、太陽光を受光することによって発電を行う太陽光発電装置からの発電電力と、電力と給湯熱を最適なバランスで供給するように内部で制御されているコージェネレーション装置からの発電電力とを、家庭全体の消費電力量である主幹電力量に応じて供給量を切り替えて、家庭内へ供給する電源切替器と、 前記電源切替器から前記太陽光発電装置の発電量を取得し、通信ネットワークから気象情報を取得し、当日の前記太陽光発電装置の予測発電量である予測太陽光発電電力を算出する太陽光発電予測部と、 前記電源切替器から前記主幹電力量を取得し、前記コージェネレーション装置から家庭全体の給湯熱使用量である主幹給湯量を取得し、少なくとも電力と給湯のどちらか一方を消費する少なくとも1つ以上の機器から前記機器別の消費電力量と消費給湯熱量を取得し、所定時間間隔毎の主幹電力量の予測量である予測電力負荷と、主幹給湯量の予測量である予測給湯負荷と、機器別の消費電力量の予測量である予測機器別電力負荷と、機器別の消費給湯量の予測量である予測給湯負荷を算出する負荷予測部と、 前記太陽光発電予測部から前記予測太陽光発電電力と、前記負荷予測部から前記予測電力負荷と前記予測給湯負荷とを取得し、 優先して使用する電力の電源である優先電源が、前記太陽光発電装置である場合と前記コージェネレーション装置である場合のそれぞれについて、 前記コージェネレーション装置の貯湯量の予測量である予測貯湯量と、 前記コージェネレーション装置の起動停止時刻の予測である予測起動停止時刻と、 所定時間内のガス使用と前記商用電源との電力売買によって発生する料金とCO2排出量を算出するコージェネ装置動作予測部と、 前記太陽光発電予測部から前記予測太陽光発電電力と、 前記コージェネ装置動作予測部から前記予測貯湯量と前記予測起動停止時刻と、 前記負荷予測部から前記予測電力負荷と前記予測給湯負荷と前記機器別電力負荷と前記機器別給湯負荷と、 通信ネットワークから計算パラメータとを取得し、 前記優先電源と少なくとも1つ以上の前記機器の稼動時刻をそれぞれ変更し 前記変更の結果として生ずる前記料金及び前記CO2排出量から 前記料金または前記CO2排出量が最も小さくなる 前記優先電源と少なくとも1つ以上の前記機器の稼動時刻と、 前記稼動時刻を変更した後の前記主幹電力量と前記主幹給湯量であるシフト後電力負荷とシフト後給湯負荷とを含む最適稼動情報を算出する最適稼動時刻演算部と、 前記最適稼動時刻演算部から前記最適稼動情報を取得し、 前記最適稼動情報から、ユーザが選択した前記料金または前記CO2排出量である削減対象が最小となる、前記優先電源と、前記稼動時刻と、前記シフト後電力負荷と、前記シフト後給湯負荷を抽出し、 前記優先電源の情報である電源切替指令を前記電源切替器へ出力し、 前記シフト後電力負荷と前記シフト後給湯負荷に基づいて、電力と給湯熱を最適なバランスで供給するために制御される前記コージェネレーション装置へ前記シフト後電力負荷とシフト後給湯負荷を出力し、 前記機器へ稼動時刻を出力する電源切替方法決定部と を備えたエネルギー需給装置。
IPC (4件):
H02J 3/46 ,  H01L 31/04 ,  H02J 7/35 ,  H02J 3/00
FI (6件):
H02J3/46 G ,  H01L31/04 Q ,  H02J7/35 K ,  H02J3/00 A ,  H02J3/46 B ,  H02J3/00 G
Fターム (9件):
5F051KA05 ,  5F051KA10 ,  5G003AA01 ,  5G003AA06 ,  5G003DA02 ,  5G066AA02 ,  5G066HA03 ,  5G066HB02 ,  5G066HB06
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る