特許
J-GLOBAL ID:200903020852157387
建物の制振装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-029011
公開番号(公開出願番号):特開平9-221852
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 従来の一般的制振装置では中・大地震時の制振効果を期待して作られており、日常発生する小変形領域での制振効果は得ることができなかった。【解決手段】 梁1と柱2の間に立設配置された間柱3の中間位置にはリンク4が配置されている。このリンク4は、鋼板製の仕切り板7cの両面に縦横に升目状に鋼板製のスチフナ7a,7bを配して接合し、多段箱枠状のユニット7として形成されており、下部間柱3a及び上部間柱3bに連結板5及び多数のボルト6を介して連結されている。そして、このユニット7の各仕切られた箱枠内部には、仕切板7cの前後面にボルト8によって固定されて制振材料である複数の板状鉛9が設けられており、この板状鉛9は鋼板の弾性変形域内の低荷重小変位の下で早期に塑性化して、その塑性変形により鋼板の振動を吸収減衰する。
請求項(抜粋):
上・下階の梁とこれら梁を上下に接続する柱とで区画される空間内に配設される間柱に、該間柱の小変位の振動を塑性変形で吸収する鉛を一体的に取り付けたことを特徴とする建物の制振装置。
IPC (5件):
E04B 1/98
, E04B 1/24
, E04H 9/02 301
, F16F 7/12
, F16F 15/02
FI (5件):
E04B 1/98 P
, E04B 1/24 F
, E04H 9/02 301
, F16F 7/12
, F16F 15/02 K
引用特許:
審査官引用 (2件)
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粘弾性ダンパ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-224794
出願人:三井建設株式会社, 東レチオコール株式会社
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特開平1-250539
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