特許
J-GLOBAL ID:200903020857798267

照明装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-216259
公開番号(公開出願番号):特開平11-066930
出願日: 1997年08月11日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 構成を簡素化して製造の際に複雑な作業を必要としないようにし、また、光ファイバの使用本数を少なくして製造コストを低減し、且つ、均一なリング状の拡散照明を得られるようにする。【解決手段】 ケーシング(7) 内に導かれた光は反射要素(10a, 10b)で反射され、両端に形成された光入射端面(6a, 6b)を対向させて環状に形成した発光体(6)内に入射される。発光体(6) 内を進行する光は、環状溝(8) の底部(8a)に形成された光反射面(6ref)から環状溝(8) の開口部(8b)側に形成された光出射面(6out)へ向けて乱反射し外部に出射される。このとき、双方の光入射端面(6a, 6b)から光が入射されるので、一方の光入射端面(6a, 6b)から入射した光の光量の低下を、他方の光入射端面(6b, 6a)から入射した光で補うことができ、光出射面(6out)から均一な光が照射される。また、環状溝(8) 内に、光ファイバを配線する必要がないので、照明装置(1) の小型化及び簡素化を図ることができる。
請求項(抜粋):
光源(2)から導かれた光を発散する環状の発光部(4)を備えた照明装置であって、前記発光部(4)は、両端に形成された光入射端面(6a,6b)から入射させた光をその周面から外部に発散させる発光体(6)が、その光入射端面(6a,6b)を所定間隔で対向させた状態で環状に形成されて、ケーシング(7)に形成された環状溝(8)内に配設されると共に、前記発光体(6)の各光入射端面(6a,6b)の間には、ケーシング(7)内に導かれた光を当該各光入射端面(6a,6b)に向けて反射させる反射要素(10a, 10b) が配設されて成り、前記発光体(6)は、環状溝(8)の底部(8a)側の周面が、当該発光体(6)内を進行する光を環状溝(8)の開口部(8b)側へ向けて乱反射させる光反射面(6ref) に形成され、環状溝(8)の開口部(8b)側の周面が、前記光反射面(6ref) で反射された光を外部に出射する光出射面(6out)に形成されたことを特徴とする照明装置。

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