特許
J-GLOBAL ID:200903020859885027

排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-194269
公開番号(公開出願番号):特開平8-093458
出願日: 1995年07月05日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 故障診断機能を有する排気浄化装置の提供。【構成】 第1発明では,故障診断装置10はガス吸着工程における吸着装置22の昇温速度が設定値以下であること,ガス脱離工程における昇温速度が上限値以上又は下限値以下であることによって装置故障と判定する。第2発明では,故障診断装置は吸着装置の通過流量について同様の監視を行う。第3発明では,故障診断装置は排出流路における排出ガス濃度が設定値以上であることをもって装置故障と判定する。第4発明では故障診断装置は,戻し流路の排出ガス濃度を測定して排出ガス量を積算し,その値が設定値以下であれば故障と判定する。第5発明では、吸着装置の下流と戻し流路の排気ガス温度の相関度を判断の指標とする。
請求項(抜粋):
エンジンの排気通路に設けられた排気浄化装置であって,該排気浄化装置は,上記排気通路の上流側に位置し排気ガスを浄化する触媒装置を備えた第1メイン流路と,該第1メイン流路の下流に位置し有害ガスを吸着する吸着装置を備えた吸着流路と,上記第1メイン流路の下流に位置し上記吸着流路に並列な流路を形成する第2メイン流路と,上記吸着流路及び第2メイン流路の下流に位置する排出流路と,上記吸着流路から分岐し上記触媒装置の上流側に至る流路を形成する戻し流路と,上記吸着流路,第2メイン流路及び戻し流路を開閉する流路開閉手段と,該流路開閉手段を制御するコントローラと,装置の不具合を自己診断する故障診断装置とを有しており,上記戻し流路には,上記吸着流路から触媒装置上流に至る排気の流れだけを許容する方向弁が設けられており,上記コントローラは,排気の低温時においては,上記流路開閉手段を第1動作状態に操作し,これによって上記戻し流路を閉路し上記吸着流路を通った排気を上記排出流路に流通させると共に上記第2メイン流路から排出流路に至る排気の流れを遮断し,一方,排気の高温時においては,上記流路開閉手段を第2動作状態に操作し,これによって上記第2メイン流路から排出流路に排気を流通させると共に上記戻し流路を開路して上記吸着流路を通った排気を戻し流路に流通させ,更に吸着流路から排出流路への排気の流れを遮断し,上記故障診断装置は,上記吸着装置の温度を測定し,上記第1動作状態においては上記温度の上昇速度が設定値以下である場合に装置故障と判定し,上記第2動作状態においては上記温度の上昇速度が所定の上限値以上もしくは所定の下限値以下である場合に装置故障と判定する判定手段を有していることを特徴とする排気浄化装置。
IPC (6件):
F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/08 ZAB ,  F01N 3/10 ZAB ,  F01N 3/18 ZAB ,  F01N 3/24 ZAB ,  G01M 15/00

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