特許
J-GLOBAL ID:200903020861912759

発泡飲料の自動定量注出装置並びに発泡飲料注出装置における容器内ガス圧力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-249778
公開番号(公開出願番号):特開平5-085594
出願日: 1991年09月27日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】容器から発泡飲料が溢出することなく容器一杯に満たされた状態で注出でき、発泡量も適切に制御でき常に安定した状態で注出できるようにした。【構成】容器19の載置台26を予め設定した傾斜角に傾けて容器19を傾け、発泡飲料を容器19の壁に沿わせて発泡を抑制しながら注出し、液面検知装置31より予め設定した第1の液位まで泡または液面が上昇してきたことを検知して載置台26を直立状態に戻し、注出口8 との落差をつけて注出し、必要な発泡量を得る。第2の液位まで泡が上昇しないうちに演算された注出時間が終了したら注出弁6 が閉じるが泡付弁7 を開いて第2の液位まで泡付けをして注出を終了する。または、算出された注出時間が終了しないうちに第2の液位間で泡または液面が上昇した時、注出弁6 と泡付弁7 を閉じる。このように最終的に容器19の直立した状態で容器19の予め設定された液位まできたら注出を停止させる。
請求項(抜粋):
炭酸ガスを含有する発泡飲料を収納した飲料容器内にガス供給源よりガス導入管を介して炭酸ガスを供給し、この炭酸ガスの圧力により飲料を飲料導入管を介して注出弁と泡付弁に導き容器内に分配注出する発泡飲料注出装置において、前記飲料の温度を検知する温度検知手段と、前記ガス導入管を介して飲料容器内に供給する炭酸ガスの圧力を調整するガス圧力調整手段と、前記温度検知手段の温度情報から飲料容器内の飲料の温度を算出し、この飲料温度に見合った適正なガス圧力が飲料容器内にかかるように前記ガス圧力調整手段を制御するガス圧力制御装置と、前記ガス圧力調整手段により調整したガス圧力を検知して前記ガス圧力制御装置に適正であるか否かをフィードバックするガス圧力検知手段と、前記容器を載置する載置台と、この載置台を傾斜させる台傾斜駆動装置と、前記載置台に載置された容器内への飲料の注出を開始するための信号を入力する注出開始入力手段と、前記容器内に注出される飲料の泡又は液面を検知する液面検知装置と、前記注出弁を開閉駆動する注出弁駆動装置と、前記泡付弁を開閉駆動する泡付弁駆動装置と、前記台傾斜駆動装置と注出弁駆動装置と泡付弁駆動装置とを、前記ガス圧力検知手段および前記液面検知装置からの信号により制御する制御装置と、を具備し、前記制御装置は、前記注入開始入力手段の投入により前記ガス圧力検知手段からの信号を受けて前記飲料容器に供給される炭酸ガス圧力に応じて飲料の注出時間を演算し、前記載置台の台傾斜駆動装置を傾斜駆動させ前記容器を傾斜保持して前記注出弁駆動装置を作動させ前記注出弁を開いて飲料を容器内に注出させ、前記液面検知装置により前記容器内に注出される飲料の泡または液面が予め設定された第1の液位まで上昇してきたことが検知されると前記台傾斜駆動装置を作動させ前記載置台を直立に戻して前記容器を直立させ、前記演算された注出時間が終了した時に前記注出弁駆動装置を作動させて前記注出弁を閉じ前記液面検知装置により予め設定された第2の液位まで前記泡付弁駆動装置により、泡付弁を開いて泡出しをして、前記第2の液位まで泡面が上昇してきたことが検知されると前記泡付弁を閉じるように制御する構成としたことを特徴とする発泡飲料の自動定量注出装置。

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