特許
J-GLOBAL ID:200903020863625030

フロンの分解処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-153560
公開番号(公開出願番号):特開平8-010572
出願日: 1994年07月05日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 フロンを含む機材からフロンを回収し、そのフロンガスを効率よく無害化する処理方法を提供する。【構成】 一例として冷蔵庫の断熱材なる発泡ウレタン中のフロンを回収し分解処理する方法を説明すると、断熱材、鋼板、プラスチック等の各材料からなる冷蔵庫を数十mm程度の小片4に破砕し、次に破砕した各種小片4の下から空気を吹き上げて比重小のウレタン小片6を分離し、このウレタン小片6をさらに密閉容器中で微粉砕し、この際ウレタン小片6から放出するフロンガス8を収集し、フロンガス8をフロン10%濃度となるよう空気9で希釈し、さらにフロンモル数の5倍の水蒸気11を添加するとともに加熱し、次いでチタニアからなる触媒中を通してフロンを分解し、分解生成ガス13なる二酸化炭素、塩化水素、フッ化水素等をアルカリ性溶液中に吹き込んで中和して無害化する。
請求項(抜粋):
フロンを内蔵する冷凍機器の廃棄物を密閉容器中で破砕してフロンをガス状で収集し、収集したフロンガスに空気を添加して所定のフロン濃度の希釈ガスとし、該希釈ガスに水蒸気を添加するとともに加熱し、次いで触媒反応させて分解し、該分解により生成された分解生成ガスを中和して、外気環境に放出することを特徴とするフロンの分解処理方法。
IPC (10件):
B01D 53/86 ZAB ,  B01J 21/04 ,  B01J 21/06 ,  B01J 21/08 ,  B01J 23/20 ,  B01J 23/26 ,  B01J 23/28 ,  B01J 23/30 ,  B01J 29/18 ,  B09B 5/00 ZAB
FI (2件):
B01D 53/36 ZAB G ,  B09B 5/00 ZAB Q

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