特許
J-GLOBAL ID:200903020863660471
繊維強化プラスチック積層板の切削方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-131002
公開番号(公開出願番号):特開平5-318218
出願日: 1992年05月22日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 トリミング治具が不要でかつ繊維剥離の生じる虞のない繊維強化プラスチック積層板の切削方法を提供する。【構成】 CFRP積層板1の上下表面層には繊維強化プラスチックの板材たるカーボンテーププリプレグ材2が上下対称に積層され、更にその表面にはガラス繊維織物3が貼付された後に加熱硬化されている。プリプレグ材2の繊維の走る方向dは上下対称となっている。カッタ4はシャンク5の先端にダイヤモンド焼結体の切刃チップ6を180度間隔で取り付けたものである。積層板1の切削に当たっては時計方向に回転するカッタ4を端面1aに当接させる一方、反時計方向に回転するカッタ7を端面1bに当接させ、共に手前側に移動させながら切削を行う。カッタ6のすくい面6aと繊維方向dとのなす角度は切削時に90度〜180度の範囲となるように設定されている。
請求項(抜粋):
繊維強化プラスチック積層板の端面を切削する方法であって、上記積層板の表面層を形成する上下一対の繊維強化プラスチックの板材をその繊維方向が上下対称となるように配置すると共に、上記両表面層にガラス繊維織物を貼付して加熱硬化させ、カッタのすくい面が上記繊維方向に対して90度〜180度の角度をなすようにしながら、上記積層板の端面を切削することを特徴とする繊維強化プラスチック積層板の切削方法。
IPC (2件):
引用特許:
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