特許
J-GLOBAL ID:200903020871347790

ソレノイドバルブ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-058561
公開番号(公開出願番号):特開平11-257526
出願日: 1998年03月10日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 コイルの温度が上昇しても、ソレノイドバルブの応答性を確保できるソレノイドバルブ駆動装置を提供することを目的とする。【解決手段】制御信号Vaの目標デューティ比、目標周期及びバッテリ電圧に基づいて算出(S320、S340)した第1基準値λh(=Dtmp×Dcv)よりも、コイルSLの平均通電デューティ比Daの方が大きい場合は、コイル温度が上昇したと判断して(S350)、制御信号Vaの周期を長く変更(S360〜S380)し、第1基準値λ1よりヒステリシスDhysだけ小さい第2基準値λ2(=Dtmp×Dcv-Dhys)よりも小さい場合はコイル温度が低下したと判断して(S390)、制御信号Vaの周期を短くする(S400〜S420)。こうして、駆動電流Icのリップル幅を保ち、ソレノイドバルブの摩擦抵抗の増加を抑制することにより、ソレノイドバルブの応答性を確保できる。
請求項(抜粋):
電源からの電流により励磁されてソレノイドバルブを駆動するコイルへの通電を断続する駆動手段と、前記コイルに流すべき電流に応じたデューティ比のデューティ信号を所定の周期で発生し、該発生したデューティ信号を前記駆動手段に供給して該駆動手段を駆動させるデューティ信号発生手段と、を備えたソレノイドバルブ駆動装置において、前記コイルの温度の変動を判断する温度判定手段と、該温度判定手段にて判断された前記コイルの温度の変動に応じて、該コイルの温度が高くなるほど、前記デューティ信号発生手段にて発生されるデューティ信号の発生周期が長くなるよう、該発生周期を設定する信号周期変更手段と、を備えることを特徴とするソレノイドバルブ駆動装置。

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