特許
J-GLOBAL ID:200903020875139769

負荷分散による処理高速化のためのコンピュータ・プログラミング手法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-046998
公開番号(公開出願番号):特開平5-250336
出願日: 1992年03月04日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 負荷分散による処理高速化のためのコンピュータ・プログラミング手法において、その処理時間をさらに短くすること。【構成】 複数のコンピュータ・システムが、相互通信可能にネットワークにより接続されている。かつ、ユーザが利用している自システム1から、リモート・システム2に対し、プログラムの実行、ファイルの作成または自システム1とリモート・システム2との間でのファイル転送が可能な環境にある。このような状態において、親プロセス3から発生する子プロセス4の処理を、自システム1で行なわず、リモート・システム2で処理する。これにより、子プロセス4を、単独で実行したのと同等の速度で処理できる。
請求項(抜粋):
複数のコンピュータ・システムが相互通信可能にネットワークにより接続され、かつユーザが利用している自システム以外の複数のリモート・システムに対し、プログラムの実行,ファイルの作成または自システムとリモート・システムとの間でのファイル転送が可能な環境下にあるとき、所定のコンピュータ・プログラムが、それを実行する親プロセスから新たな子プロセスを発生させ、この子プロセスにより所定の処理をさせるとともに親プロセスは子プロセス終了まで待機し、子プロセス終了後、親プロセスの処理を再開するコンピュータ・プログラミング手法において、子プロセスが行なう処理を自システムでは実行せず、処理能力が高いかまたは負荷の低いリモート・システムを選択するとともに、このリモート・システムに前記子プロセスを転送し、リモート・システムでの処理終了後、処理結果を自システムに転送して親プロセスの処理を再開することを特徴とする負荷分散による処理高速化のためのコンピュータ・プロクラミング手法。

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