トレース取得方法および装置

発明者： , , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：作田康夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-379769
公開番号（公開出願番号）：特開2002-182948
出願日： 2000年12月08日
公開日（公表日）： 2002年06月28日
要約：

【要約】【課題】メモリを効率よく利用し、かつユーザプログラムのデバッグおよびチューニングの労力を軽減するトレース装置およびトレース取得方法を提供する。【解決手段】トレース装置に1つ以上のトレースの書き込み終了アドレスを保持するトレース管理テーブルと、トレース書き込みアドレスを生成する手段を設け、トレース取得開始時には、トレース書き込みアドレス生成手段が、トレース管理テーブルに保持した書き込み終了アドレスを読み出して新トレース書き込みアドレスを生成し、トレース取得終了時にはトレース書き込みアドレスをトレース管理テーブルに登録する手段を設ける。

請求項（抜粋）：

少なくとも1つ以上のプロセッサと、少なくとも1つ以上のメモリと、少なくとも1つ以上のI/O装置を内部バスにより結合する計算機システムのトレース取得方法であって、上記計算機システムはトレース取得部を有し、上記トレース取得部は、トレース保持部と、トレース管理部と、トレース制御部から構成され、上記トレース保持部は、少なくとも1つ以上のトレースを保持し、上記トレース管理部は、少なくとも1つ以上のトレースの取得順序を管理する管理番号と、上記管理番号に対するトレースのトレース保持部へのトレースの書き込み開始位置とトレースの書き込み終了位置を保持するトレース管理テーブルを有し、上記トレース制御部は、トレース書き込み位置生成手段を有し、上記トレース書き込み位置生成手段は、トレース取得開始時、上記トレース管理テーブルから上記トレースの書き込み終了位置を読み出し、トレース書き込み位置を生成すると同時に、上記トレース書き込み位置を上記トレース管理テーブルに保持し、トレース取得中は、上記トレース書き込み位置生成手段により生成した上記トレース書き込み位置にトレースを保持し、トレース取得終了時、上記トレース管理テーブルに上記トレースの書き込み終了位置を保持し、上記トレース取得方法は、トレース取得対象プログラム作成手段と、トレース装置初期設定手段と、プログラム実行手段と、トレース読み出し手段と、トレース解析手段からなり、上記トレース取得対象プログラム作成手段は、少なくとも1つ以上のプログラムに、少なくとも1つ以上のトレース取得範囲を指定するトレース取得範囲指定手段を有し、上記トレース取得範囲指定手段は、トレース取得開始箇所を指定する手段と、トレース取得終了箇所を指定する手段を有し、上記トレース装置初期設定手段は、上記トレース管理テーブルを初期化し、上記プログラム実行手段は、上記トレース取得対象プログラム作成手段により作成した少なくとも1つ以上のプログラムを実行し、少なくとも1つ以上のトレースを取得し、上記トレース読み出し手段は、上記トレース取得対象プログラムの実行履歴テーブル生成手段と、上記履歴テーブル表示手段と、トレース選択手段と、選択トレース読み出し手段と、トレース表示手段を有し、上記実行履歴テーブルは、上記トレースの実行順序を管理する管理番号と、上記管理番号に対応する上記トレースの取得対象プログラム名と、上記プログラムにおけるトレース取得範囲の開始位置およびトレース取得の終了位置を有し、上記履歴テーブル表示手段は、上記実行履歴テーブルをユーザ端末に表示し、上記トレース選択手段は、上記実行履歴テーブルに表示される少なくとも1つ以上のトレースのうち解析対象トレースのみを選択し、上記選択トレース読み出し手段は、上記実行履歴テーブルで選択された上記トレースの管理番号に従い、上記トレース管理テーブルの上記管理番号に対応する上記トレースの書き込み開始位置および上記トレースの書き込み終了位置で指示され、上記トレース保持部に保持されたトレースを読み出し、上記トレース表示手段は、上記選択トレース読み出し手段により読み出した少なくとも1つ以上のトレースと上記トレースに対応する上記プログラムにおける上記トレース取得範囲のソースコードを並べて表示することを特徴とするトレース取得方法。

IPC (2件)：

G06F 11/28 310 , G06F 11/28 320

FI (2件)：

G06F 11/28 310 B , G06F 11/28 320 A

Fターム (6件)：

5B042GA02 , 5B042HH30 , 5B042LA09 , 5B042MA05 , 5B042MB05 , 5B042MB06

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