特許
J-GLOBAL ID:200903020890531640

鋼板のフイツシユテール検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北西 務 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-276379
公開番号(公開出願番号):特開平5-087545
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 鋼板の生産設備に使用される鋼板のフィッシュテール検出装置に関するもので、鋼板先端のフィッシュテール形状の検出精度の向上を計ることを目的としている。【構成】 鋼板1はコイル状に巻かれており、テレビカメラ2により撮像される。撮像された画像は画像信号3として画像処理装置7に送られる。一方鋼板コイルの回転装置5からの位置信号6も画像処理装置7に送られる。画像処理装置7においては、鋼板コイル1の画像は輝度変化の強調機能により、輝度変化部分が抽出される。この時点では、まだ錆や文字のような外乱により無効な輝度変化点の集まりが含まれている。この輝度変化点の連結状態を方向と連結数により分類し、隣接する輝度変化点の集まりの連結状態と比較することで、文字や錆等の幅方向への連結ができない無効な輝度変化点を除去すると共に、外乱により途切れた部分を連結方向を基に補完する。このようにして得られた輝度変化点の集まりと、鋼板コイルの回転装置5からの位置信号6から鋼板1のフィッシュテール形状を計測する。
請求項(抜粋):
鋼板をコイル状に巻かれた状態でテレビカメラにより撮像し、テレビカメラからの画像信号を基に鋼板のフィッシュテールの形状を検出する装置において、撮像した対象物に於ける輝度変化部分を抽出する機能と抽出した輝度変化点の連結状態により輝度変化点の有効性を判断する機能を有する画像処理装置を備えたことを特徴とする鋼板のフィッシュテール検出装置。

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