特許
J-GLOBAL ID:200903020890802563

プラスチック系廃棄物の炉原料化方法及び設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-047281
公開番号(公開出願番号):特開平10-225676
出願日: 1997年02月15日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 廃棄物たるプラスチック類を、その形態等に拘りなく且つ塩素含有プラスチック類による問題を生じることなく高炉用等の炉原料化すること【解決手段】 プラスチック系廃棄物をフィルム系プラスチック類をを含む軽量の廃棄物[x]と、固形物系プラスチック類を含む中重量の廃棄物[y]と、実質的にプラスチック類を含まない重量のある廃棄物[z]とに自動分別する工程aと、前記廃棄物[x]から塩素含有プラスチック類を分離除去した後、粒状の炉原料に加工処理する工程bと、前記廃棄物[y]から塩素含有プラスチック類を分離除去した後、粒状または小片状の炉原料に加工処理する工程cと、前記工程b及び工程cで分離除去された塩素含有プラスチック類を脱塩素処理した後、粒状または小片状の炉原料に加工処理する工程dと、前記工程dの脱塩素処理により生じた塩化水素を処理する工程eとからなる。
請求項(抜粋):
プラスチック類を主体とした廃棄物を受け入れ、これをフィルム状プラスチック類を主体としたプラスチック類を含む軽量物からなる廃棄物[x]と、固形状プラスチック類を主体としたプラスチック類を含む中重量物からなる廃棄物[y]と、実質的にプラスチック類を含まない重量物からなる廃棄物[z]とに自動分別する工程aと、分別された前記廃棄物[x]から少なくとも主要な塩素含有プラスチック類を分離除去した後、粒状の炉原料に加工処理する工程bと、分別された前記廃棄物[y]から少なくとも主要な塩素含有プラスチック類を分離除去した後、粒状または小片状の炉原料に加工処理する工程cと、前記工程b及び工程cで分離除去された塩素含有プラスチック類を脱塩素処理した後、粒状または小片状の炉原料に加工処理する工程dと、前記工程dの脱塩素処理により生じた塩化水素を処理する工程eとからなり、前記工程bは少なくとも、前記廃棄物[x]を破砕処理する工程と、該工程を経たプラスチック類から少なくとも主要な塩素含有プラスチック類を分離除去する工程と、該工程を経たプラスチック類を溶融または半溶融化させた後固化させることにより減容固化された粒状の炉原料を得る工程とからなり、前記工程cは少なくとも、廃棄物[y]から少なくとも主要な塩素含有プラスチック類を分離除去する工程と、該工程を経たプラスチック類を破砕処理し、粒状または小片状の炉原料を得る工程とからなり、前記工程dは少なくとも、工程b及び工程cで分離除去された塩素含有プラスチック類を脱塩素処理する工程と、該工程を経たプラスチック類を粒状または小片状の炉原料に加工処理する工程とからなることを特徴とするプラスチック系廃棄物の炉原料化方法。
IPC (2件):
B09B 5/00 ZAB ,  C10L 5/46
FI (2件):
B09B 5/00 ZAB Q ,  C10L 5/46

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