特許
J-GLOBAL ID:200903020893982759
平行軸歯車
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-365408
公開番号(公開出願番号):特開2003-166601
出願日: 2001年11月29日
公開日(公表日): 2003年06月13日
要約:
【要約】【課題】 本発明は噛合させる2つの歯車の軸心が平行な平行軸歯車に関する。従来の平歯車からなる平行軸歯車は軸心が平行状態からずれた場合、片当たりが生じるため歯面にクラウニングが施工されているが、施工に労力を要する等の不具合があった。本発明はこの不具合を解消できる平行軸歯車の提供を課題とする。【解決手段】 本発明の平行軸歯車は、歯面が同一円錐角を有する円錐台外周の軸方向に形成され、大端側歯先の歯厚より小端側歯先の歯厚を大きく、小端側歯元の歯厚より大端側歯元の歯厚を小さくし、小端側から大端側に歯面断面形状が捩じられて軸方向に設けられ、バックラッシュを有して一方の歯車の小端側歯面を他方の歯車の大端側歯面に噛み合せて配置するものとした。これにより、クラウニング施工を行うことなく歯車の軸心が平行状態から外れた場合でも、歯車は歯すじ方向中央で接触し、クラウニング施工のものと等価な効果が得られ、また、歯面加工はホブ、又はネジ型砥石を歯車ブランクに対し円錐角θ分だけ傾けるだけで、平歯車歯形加工と同様にしてできる。
請求項(抜粋):
噛み合わせる2つの歯車の軸心方向を平行に配置して相互に動力を伝達する平行軸歯車において、前記歯車の歯面が同一円錐角を有する円錐台の外周面に形成され、前記円錐台の大端側に形成される歯先の歯厚よりも小端側の歯先の歯厚を大きくし、小端側の歯元の歯厚よりも大端側の歯元の歯厚を小さくして、小端側から大端側に向けて歯面断面形状を順次捩じって軸方向に設けられるとともに、バックラッシュを有して一方の歯車の小端側歯面を他方の歯車の大端側歯面に噛み合わせるように前記歯車を配置したことを特徴とする平行軸歯車。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
3J009DA02
, 3J009DA12
, 3J009DA18
, 3J009EA04
, 3J009EA11
, 3J009EA21
, 3J009EA32
, 3J009EA43
, 3J009EB02
, 3J030AC03
, 3J030BA01
, 3J030BA02
, 3J030BB07
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