特許

J-GLOBAL ID：200903020899462420

熱定着装置

発明者： 三谷 正男
出願人/特許権者： 日立工機株式会社
代理人 (1件)： 松永 孝義
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-211269
公開番号（公開出願番号）：特開平5-053457
出願日： 1991年08月23日
公開日（公表日）： 1993年03月05日
要約：

【要約】【目的】 メタルベルト上に被覆するフッ素樹脂の非粘着性と熱伝導性を同時に改善し、合わせて製造プロセスまで簡略化させた熱定着器の提供。【構成】 少なくとも一方にヒータ1を備えた互いに圧接回転する一対のローラ6、11と、未定着トナー像を持つ像支持体7を上記ローラ6、11間に通過させて該未定着トナー像を熱溶融定着させる熱定着装置である。この熱定着装置はヒータ1を備えたローラ11が、支持体を兼ねる冷却構造体3とヒータ1からなる一体構造型加熱冷却デバイス10と、該一体構造型加熱冷却デバイス10と接して回転し、像支持体と接する外側表面をフッ化グラファイト微粒子を分散させた分散ニッケルメッキ表面処理したエンドレスメタルベルト4と、該ベルト4に張力を与えながら該ベルト4を回転駆動させるドライブローラ5とからなる。

請求項（抜粋）：

少なくとも一方に発熱部材を備えた互いに圧接回転する一対のローラと、未定着トナー像を持つ像支持体を上記ローラ間に通過させて該未定着トナー像を熱溶融定着させる熱定着装置において、上記発熱部材を備えたローラが、支持体を兼ねる冷却装置と発熱部材からなる一体構造型加熱冷却デバイスと、該一体構造型加熱冷却デバイスと接して回転し、像支持体と接する外側表面をフッ化グラファイト微粒子を分散させた分散ニッケルメッキ表面処理したエンドレスメタルベルトと、該エンドレスメタルベルトに張力を与えながら該エンドレスメタルベルトを回転駆動させる駆動用ローラと、からなることを特徴とする熱定着装置。