特許
J-GLOBAL ID:200903020902843074

エンジンの蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-143122
公開番号(公開出願番号):特開平8-014118
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 空燃比フィードバック制御時のパージ量を軽減して運転性等を向上し、始動時のパージにより始動性を向上する。【構成】 始動時に、パージ制御弁を開弁させて、キャニスタに吸着されている蒸発燃料をエンジンの吸気系に供給する(S1〜S5)。始動後は、所定のパージ条件の成立時に、パージ制御弁を開弁させて(S14)、キャニスタに吸着されている蒸発燃料をエンジンの吸気系に供給するが、外気温度Taを検出し(S12)、外気温度Taが低いときほどパージ終了時目標フィードバック補正値αをマイナス側の大きな値にする(S13)。そして、フィードバック補正値FBCがパージ終了時目標フィードバック補正値αに達した時点でパージを停止し(S17,S18)、パージ終了時にキャニスタに残存させる蒸発燃料量を低温時ほど多くする。
請求項(抜粋):
エンジンの吸気系に燃料を供給する燃料供給手段と、排気の組成から空燃比を検出しこれが所定値になるように燃料供給手段による燃料供給量を制御して空燃比をフィードバック制御する空燃比制御手段と、燃料タンク内で発生する蒸発燃料を導いて吸着するキャニスタと、作動信号を受けて作動しキャニスタに吸着された蒸発燃料を脱離させてエンジンの吸気系に供給するパージ手段とを備えるエンジンにおいて、エンジンの始動時に作動信号を出力して、前記パージ手段を作動させる第1の制御手段と、エンジンの始動後に所定の運転条件にて作動信号を出力して、前記空燃比制御手段による空燃比のフィードバック制御を行わせながら、前記パージ手段を作動させる第2の制御手段と、外気温度を検出する外気温度検出手段と、少なくとも外気温度に応じて、低温時ほど、キャニスタ内に残存する蒸発燃料量が多くなるように、前記第2の制御手段の作動時間であるパージ時間を制御するパージ時間制御手段と、を設けたことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。
IPC (5件):
F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08 ,  F02D 41/02 325 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 41/06 325

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