特許
J-GLOBAL ID:200903020905311170
トンネル換気制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-304637
公開番号(公開出願番号):特開平5-141200
出願日: 1991年11月20日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】本発明は、汚染濃度を許容値以下に維持するのに必要な換気機の運転組合せを短時間に決定でき、しかもトンネルプロセス特性の経年変化に対しても、その特性変化に追随して適切な運転組合せ決定を実行できることを最も主要な目的としている。【構成】トンネルの交通量のデータを入力して、ニューラルネットワークを用いて換気機の運転組合せを決定するようにし、かつオンラインの運用データから教示データを作成して、ニューラルネットワークの重み係数をバックプロパゲーションにより自動的に学習することを特徴としている。
請求項(抜粋):
トンネル内に設置された複数の換気機を操作して、前記トンネル内の汚染濃度を許容値以下に維持するトンネル換気制御装置において、前記トンネルを通過する交通量を計測する交通量計測手段と、前記交通量計測手段からの計測値を保存しておく交通量データ記憶手段と、前記交通量データ記憶手段に保存されているデータに基づいて、前記トンネルを通過する交通量を予測する交通量予測手段と、前記交通量予測手段により予測された交通量を入力し、前記換気機の運転組合せパターンをニューラルネットワークにより決定する換気機運転組合せ決定手段と、前記交通量予測手段により予測された交通量と、前記換気機運転組合せ決定手段により決定された換気機の運転組合せパターンとに基づいて、前記トンネル内の汚染濃度を許容値以下に維持するのに必要な各換気機の風量を演算する換気量配分手段と、前記換気機の運転実績を保存しておくための換気機運転実績記憶手段と、前記トンネル内に設置されている汚染濃度計からの計測値を保存しておくための汚染濃度記憶手段と、前記交通量データ記憶手段に保存されている交通量計測データと、前記換気機運転実績記憶手段に保存されている換気機運転組合せの実績パターンと、前記汚染濃度記憶手段に保存されている汚染濃度データとに基づいて、前記換気機運転組合せ決定手段に使用されるニューラルネットワークの学習を行なうための教示データを作成する教示データ作成手段と、前記教示データ作成手段により作成された教示データに基づいて、前記ニューラルネットワークのパラメータを学習するニューラルネットワーク学習手段と、を備えて成ることを特徴とするトンネル換気制御装置。
IPC (4件):
E21F 1/00
, F24F 7/06
, G05B 13/02
, G06G 7/60
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