特許
J-GLOBAL ID:200903020906180002

ガス器具の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-291512
公開番号(公開出願番号):特開平9-133351
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 天然ガス仕様への転換作業を容易に短時間で行う。【解決手段】 天然ガス仕様への切替用のスライドスイッチ72がオフの場合には、複数のスイッチの集合体からなるディップスイッチ71の各スイッチの切替状態の組合せによってガス種に対応したガバナ比例弁の通電電流値特性を選択し、スライドスイッチ72がオンの場合には、ディップスイッチ71の各スイッチの切替状態のすべての組合せにおいて、天然ガスに対応したガバナ比例弁の通電電流値特性を選択するように、メモリ内にスライドスイッチ72によって記憶領域が切り替わるように、2倍の記憶領域を設けておく。ディップスイッチ71の各スイッチの切替状態の組合せの確認の必要がなく、指先の操作が簡単なスライドスイッチ72の切替え操作だけで天然ガス仕様への転換作業ができるため、作業の時間短縮ができる。
請求項(抜粋):
バーナへ供給する燃料ガスの供給量を調整するための比例弁を少なくとも有し、ガス供給源に接続されたガス制御機構と、設定温度あるいは負荷等に応じて決定される目標熱量に対応した前記比例弁の通電電流値特性のガス種毎の複数のデータ群を複数の記憶領域にそれぞれあらかじめ記憶した記憶手段と、複数の切替スイッチの切替状態の組合せに応じて前記記憶手段の前記複数の記憶領域をそれぞれ選択し、前記記憶手段に記憶された前記ガス種毎の複数のデータ群の中から使用するガス種に応じた前記比例弁の通電電流値特性のデータ群を選択する比例弁特性選択手段と、該比例弁特性選択手段により選択されたガス種に応じた前記通電電流値特性に基づいて前記比例弁の通電電流値を前記目標熱量に応じて制御する比例弁制御手段とを具備するガス器具の制御装置において、前記記憶手段に、前記複数のデータ群を記憶した複数の記憶領域と同量の複数の記憶領域を有する付加記憶領域を設け、該付加記憶領域の前記複数の記憶領域のそれぞれに特定のガス種についての前記比例弁の通電電流値特性のデータ群を記憶させるとともに、前記比例弁特性選択手段の前記複数の切替スイッチに、前記複数の切替スイッチの切替状態の組合せすべてにおいて前記付加記憶領域の前記複数の記憶領域をそれぞれ選択し前記特定のガス種についての前記比例弁の通電電流値特性のデータ群を選択するための付加選択スイッチを付加したことを特徴とするガス器具の制御装置。

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